今週のお題「4月1日の思い出」
四月一日生まれの人は、どちらの学年も選べるんだと、確か小学校四年生の時に聞いた。
例えば令和七年四月一日生まれの人は、令和七年度生まれにするか、令和六年度生まれにするかを選べるのだという。
(選べる?学年ってそういうものなの?)
世の中の仕組みに対して、明確な違和感を覚えたのは、あれが最初だった気がする。
全く腑に落ちなかったのだ。
今となっては、それが事実かどうかはわからないけど。
世の中は、そんないい加減なことばかりなんだと、理解している大人になった。
自分もいい加減な大人になった。