愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『裸の王様』ビートたけし

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コメディアンというか、文化人ともいうか、映画監督ともいうか、多才な人物であるビートたけし氏の著書です。

冷静な目で物事を見て、批判的だけど優しさがある言葉をかける、だから毒が薄れて笑わされるのだろう。

そこはコメディアンならでは、とも言えそうです。

大分読み進めてiモードという単語が出てきたので、巻末を見たら二十年前の著書でした。

それまでは、そんなに前のものだとわからずに読んでいたので、驚きました。

世の中で風刺するような対象は、実はそんなに変わらないのかも知れませんね。