愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『傷つきのこころ学』宮地尚子

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人間の心と体のありようは、何千年も大きく変わらない

 

人間関係の基本も大きくは変わらない

 

人の心は傷つきやすい

 

現代は、傷つきやすい時代

 

ゲームから一人だけ離脱するのは勇気が要る

 

心の傷も多種多様、細かな傷もある

 

承認欲求は際限がない

 

相談相手がいない、孤立無援は辛い

 

人間は正当な理由があれば、容易く他者を傷つけられる

 

自分の中に過剰な正義が潜んでいる

 

わかって欲しい人にわかってもらえない孤独感

 

傷は他者への優しさ、人としての魅力や深み、創作の力になる

 

この辛さは長いが、いつかは終わる

 

転んでも綺麗な石を拾って起き上がる

 

人に話すと、気持ちを整理できる

他者への信頼を取り戻せる

 

五分だけでもボーっとしてみる

 

疲れたら場所を変えてみる

 

日記、ブログ、絵を描く

動物を飼う

歩く、泳ぐ

 

相手に寄り添う、ペースに合わせる

 

何もせず、ただそばにいる

 

私がその立場なら、とても辛いでしょうね