なぜ患者が鬱病になったかを理解するには、それまでの人生や、現在の生活を知る必要がある
精神科には300000人が入院中
その半数が統合失調症
精神科は時間がないと難しい
時間をかけると良い結果が得られる
アメリカは他民族社会、一つの国際社会の様相
喪失体験を乗り越えるには、必ず「抑うつ」を通る
内因性鬱病:ひとりでに気分が沈む
明確な原因がなくても鬱病にはなり得る
視覚、聴覚、触覚を遮断すると、数時間で幻覚が生じ始める
代理受苦:私の代わりにその人が病気にかかってくれた
共苦:他者の痛みを自分ごととして受け止める
歴史上はずっと人々は空腹だった
満たされるようになったのは、つい最近
てんかんもち:シーザー、パウロ、ジャンヌ・ダルク、ドストエフスキー
恐怖症:精神疾患で最多
強迫症:罪悪感の原因があるわけではない
人の心を知るには名作文学がよい
躁:無ければいけない「不安」がない状態
不安の役割は身体における「痛み」
不安は伝染する
適応障害はコミュニティが弱まった日本人の不安により、増えた
PTSDには、刺激回避の症状もある
→引きこもり
復員した兵士が粗暴になったり、アルコール依存症になる例は多い
依存症は社会、とりわけ経済システムにより作られる
ビジネスは人の欲求を掘り起こし、存在したいなかった需要を作り、他者に勝とうとする
統失は批判せず、対話を毎日するのがよい