愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『100分de名著 百人一首』ピーター・マクミラン

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ホメロスから現代まで詩作は霊感と結び付けられて来た

 

詩人は天才性と結び付けられている

 

散文:論理的で直線的な文章

 

歌枕:和歌に詠み込まれた名所や旧跡

 

見立て:あるものを似た別のもので表すこと

茶道や華道でも重んじられる日本文化

 

縁語:言葉から連想される、意味の繋がりのある言葉

 

序詞:連想によりある言葉を引き出すために、前に置かれる言葉

 

本歌取り:すでにある和歌の一部を取り入れて詠む

 

貴族が桜の花を髪に挿す

春の生命を祝う、ある種の儀式

 

神と芸術作品は永遠に生きる

 

歌の優劣は、時代、文化、人により変わる

 

昔の日本人は月が好き

 

秋は物悲しいというのは、日本人の感覚

 

柔らかな光の美しさ

 

平安の手紙で和歌のやり取りをするのは、SNSのやり取りに近い

 

百人一首は歌や詩や絵や落語、芸能で幅広くリメイクされている

 

日本文学に主語が少ない

→様々な解釈が可能

 

西洋はわたし=I が中心