愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

日本人は米

今週のお題「現時点で今年買ってよかったもの

 

お米の値段が高い。

店頭に無くて手に入らない。

こんな事が、ここ最近起きている。

これは一般的に考えられているより、かなり恐ろしい事態である。

 

大嘗祭という神事がある。

天皇陛下が即位して、最初に行う。

お米が取れるように、神様に祈る儀式だ。

毎年新嘗祭という神事も行われる。

同じく米の豊穣を願うものだ。

 

日本人は普通の感覚として、ほぼ毎日お米を食べて、それを大切にしている。

日常にあって、切り離せないものだ。

だからこそ、前述のようなところまでのものとは、意識する機会すらないのではないか。

あるのが当たり前というか。

 

そんな日本人にとって大切なお米が無かったり、高くて手に入れにくかったりする。

聞くところによると、良いお米は海外に輸出し外貨を獲得し、我々は安いお米を輸入して食べるように仕向けられて行くのだとか。

 

まだ国産米は買える。

いや、普通の感覚では国産米以外を食べるということなんて、考えたことすらないのではないか。

 

日本の有史以来とも言える、本当に恐ろしいことが起きている。

 

まだ国産米を買えては、いる。