愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『藤井聡太は、こう考える』

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棋士は東大に入るような人よりも、ずっとずっと頭が良い。

以前何かで見た記憶があります。

そんな棋士たちの間でも、さらに上に入る人物。

それが藤井聡太氏です。

物凄いスピードで様々なタイトルを手に入れる。

昇級スピードも物凄いです。

まさに天才と言って良いのでしょうが、ご多聞に漏れず、将棋に対してかける時間や熱意、努力が半端ではありません。

AIなどの技術を考えると、むしろ若さも武器になっているように見えます。

意外だったのは、勝負で紙一重の場面が度々あったと言うことです。

しかしもしかすると、将棋というもの自体が、そういうものなのかも知れないと思い当たりました。

そんな勝負を勝ちに持っていけるのが、本質的な強さなのではないかと。

一体どこまでの高みに行くのか。

目が離せません。