愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『裸の王様』ビートたけし

f:id:kazuyoshisan:20250430231230j:image

人は、組織は、どんな物でも大したことない。

そう思いませんか?

完璧で飛び抜けた存在なんて、おそらく存在しないのです。

自分が知らないだけかも知れませんけど。

それにしても、次から次へと突っ込みどころ満載のそれらが、本当にたくさん出てきます。

著者はそれらを、しっかりとくさしてくれます。

いや、元々大した存在ではないのですよね。

それなのに大した存在のように見せている、もしくは自分で思い込んでいる。

そう、まさに『裸の王様』なのです。