愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『極道放浪記』浅田次郎

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極道とは、ヤクザのことです。

今でいう半グレとか反社も含まれるかも知れません。

著者は、そんな一人として活躍して来たホンモノです。

一般の我々には、そんな社会は知る術も無いはずなのですが、そこを書いてくれています。

流石に正確に書いてはいけないこともあるはずですが、ほぼノンフィクションと変わりは無さそうです。

やはり裏社会なので、かなりドギツイことのオンパレードです。

それでも軽妙でなんだか楽しく感じるのは、著者のキャラクターでしょうか。

何をするにしても、愛嬌や笑いは大切なのかな、と感じました。

まあ、極道はあまり良いことでは無いのですけどね。