愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『役に立つ古典』安田登

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俳句を作るには季語がいる

自然を意識するようになる

 

風雅の域:対象と自分が一体となる

 

頭より体でよむ

 

著者に成り切る

 

黄泉の国と現世は同じ平面上にある

 

前古代の日本人には、死者、という概念もなかった

 

お盆:死者を呼び、共に過ごす儀式

 

現代でも、死す、とはあまり思っていないかも

 

昔は倫理も因果もなかった

 

自分の可能性を信じよう

 

仁 = 超人

 

芭蕉は生まれ変わりの旅をした

死者に認可を得るために

能というフィクションになぞらえた

 

滝ごもり → 死の擬似体験

 

歌枕:聖地、最初から現代までどんどん歌の記憶が集積していっている

 

同じ体験でも、その人の中に何があるか?それに気づくか?により意味が変わる

 

西行は和歌、芭蕉は俳句で義経の鎮魂をした

 

俳諧 = 和とユーモア

 

自分はもうダメだと思ったとき、今いる場所を離れてみても良い

 

全てを捨ててホームレスになるのもあり

 

和歌を読むのに『源氏物語』は必読

俳諧には能の謡が必須

 

トラブルも楽しむ

 

雨が上がると、脳の世界に紛れ込んでいるかも

 

その時に合う行動を取る

 

喜怒哀楽に傾いていない状態 = 中

 

自然は、その法に従うものに豊かに報いる

 

相手のためになれば良い

お礼を言われずとも、目的は達せられている

 

みんなが仁になれば、その場はよくなる

 

ダメな人はいる、必ず

その人が困らない程度に自立を助ける

 

まずは自分が地道にやっていく

いずれ他者の手助けもできるようになる

 

古典を読むと対応力があがる

遅読

書写

音読