愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『仇討考』

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仇討ちと言えば、忠臣蔵が一番に思い浮かびます。

少し詳しい人なら、曽我兄弟や荒木又右衛門の名前も出てくるかもしれません。

ところで、仇討は当時の法律上、正式に認められた行為なのだとか。

本書では、

その正式な方法

仇討ちをすべき人

届出の仕方

何十年もかかることもある

などなど、とても具体的に著述しています。

 

これはする方もされる方も、命がけですね。

それが済むまでは、人生の全てをそれにかけるようです。

昔の日本人は、本当に凄まじいです。