愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『伊勢物語』

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誰だったか忘れたけど伊勢物語を、在原業平が「言葉を宙にばら撒いた」と評していました。

男が主人公で、女性たちとの触れ合いを描く短編集の様式です。

名前も出てこないし、そこまで詳しい人物描写でもないけど、その人だとわかる。

これって、何なのでしょうね。

読んだらやはり『好色一代男』の世之介ではないと、すぐわかるのです。

 

それにしても、こんなに昔から日本人は、もしかしたら人は、恋をしてきているんですよね。

逆に現代人は、色々としなければいけないことがあり過ぎて、こうは行かない気がします。

本当は人間にとって、これが一番大切なはずなんですけどね。

何とも悲しいことです。