愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『100分de名著 力なき者たちの力』ヴァーツラフ・ハヴェル』

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共産圏にある東欧。

そこでは、ミュージシャンがその楽曲により逮捕されるような政治が行われていた。

 

日本が共産主義に近いと言われて久しい。

知らない人は知らないだろうけど。

 

その体制の問題は、権力が中央に集中するところにある。

そしてそれ以外は、等しく自らが働いている分から中央に召し上げられるため、貧しくなる。

 

現在の日本は、その傾向がかなり顕著になってきている。

多少複雑にしたり、メディアなどを使ってわかりにくくしてはいるが。

それでも気づいていない国民は、自分の未来を知らない家畜だと言われても仕方がない状況まで来ている。

 

これだけ体制側に権力を握られたら、それを変えるのは実に容易では無い。

実際に暗殺されたり、税務署に入られたり、メディアに攻撃されたりと、やりたい放題やられている。

しかも、中々それが表に出て来ない。

そんな状況の国民に何が出来るか。

さらに言うと、敵は体制だけでなく海外の勢力もある。

それらが体制と手を組んでいるというのは、かの東欧諸国よりも絶望的かも知れない。

 

本書は、現在を生きる日本人なら、みんな読んでおいた方が良い。

戦わなければ、自由も平和も手に入らないのだ。

そんな簡単なことさえ知らなくても良かった少し昔は、きっと今よりは幸せだったのだろう。

でも残念ながら、そんな時代は、死んだ。