愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『好きを言語化する技術』

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今の時代は自らの思いや考えを他者に伝える機会が、実に無数にある。

そうしなくても良いと言えば良いのだけど。

伝えるとしたら、正確に伝えたい。

 

飲み会で終バスを逃して駅から家まで歩いていて、少し寒いけど歩いたらそうでもなくなってきて、パリパリと枯葉を踏む音が意外に遠くまで響いて、その音なのか人影なのかにびっくりした猫が逃げていったのを遠目に見た時の感情。

 

いとあわれ、とか、エモい、とか、ヤバい、とかでも良いのかも知れない。

もしかしたら、細かく正確に言おうとすればするほど、逆に遠ざかるというか、誤解されるリスクが増えるような。

言語は確かに技術でもあるだろう。

そして自分の思考を整理するために生まれて、他者に伝えるためにも使われている。