愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『あなたの子供を辞めました』

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子どもを虐待する親。

人は未熟な生き物である以上、いなくなることは無いだろう。

程度の差はあるだろうが、子どもとしてはたまったものではない。

そして悲劇は子どもには逃げ道がないこと、そもそも虐待だと理解出来ないケースがあること、様々な後遺症が残ったりすること、などたくさんある。

著者はなかなか酷い虐待を受けた。

そして何とか生きて大人になった。

そんな彼女と会う人は、虐待があったことなど知らない。

だからおそらく、ただ変わった人と認識するくらいだろう。

一読者としても、なんか変な人だな、と思う部分がある。

それでも、虐待と関係あるんだろうな、と憐憫の目で見られる。

もしも、はあり得ない。

それでも、もしも虐待を受けずに育っていたら、と想像してしまう。

世界はいつも理不尽だ。