
子どもを虐待する親。
人は未熟な生き物である以上、いなくなることは無いだろう。
程度の差はあるだろうが、子どもとしてはたまったものではない。
そして悲劇は子どもには逃げ道がないこと、そもそも虐待だと理解出来ないケースがあること、様々な後遺症が残ったりすること、などたくさんある。
著者はなかなか酷い虐待を受けた。
そして何とか生きて大人になった。
そんな彼女と会う人は、虐待があったことなど知らない。
だからおそらく、ただ変わった人と認識するくらいだろう。
一読者としても、なんか変な人だな、と思う部分がある。
それでも、虐待と関係あるんだろうな、と憐憫の目で見られる。
もしも、はあり得ない。
それでも、もしも虐待を受けずに育っていたら、と想像してしまう。
世界はいつも理不尽だ。