愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『雪国』川端康成

トンネルの暗さと雪の白さが繋がっている。

夜でも雪は少しの明かりを反射するため、ほの明るく見える。

頼りない、それでも確かに存在する明るさ。

旅先での出会いもそんなものだろう。

それが家人を残してきているのなら、なおさらだ。

白黒の世界に赤が加わると、さらに幻想的になる。

甚だ不穏ではあるが。