愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『さぶ』山本周五郎

人は誰もが愚かだ、と見ることは出来る。

自分の好きな人を手に入れるために策を弄することは、相当愚かな振る舞いに入るだろう。

利己的でもあり、倒錯してもいる。

悪人と呼ばれる人もいる。

しかし愚者と同じで、悪人では無い人が、果たしてどれくらいいることか。

それでも人は成長していく。

もともと愚鈍な、というかそう見られている人物が、実は1番幸せなんじゃなかろうか。