暴君を殺害しようとして捕まった男。
磔刑を言い渡される。
当然だろう。
権力者が己を暗殺しにきたものを許すわけがない。
その者に対する憎しみもあるが、その後の同様な事態を防ぐために、絶対に過酷な刑罰に処さなければならない。
そのための磔刑だ。
それが心友を身代わりに立てたいという。
さらに見せしめの程度があがり、醜悪な喜びも増える状況になる。
それが最後にはよい友だちになる。
まさか、ね。
友情って、そういうものだろうか。
という疑問はある。
それに感動できる者が暴君たりえたか、とか。
まあ、人の心はわからないと言えば、どれも説明はつくのかもしれないけれど。