愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『檻の中の裁判官』瀬木比呂志

裁判官は世間知らずだと聞いていたが、まさかここまでとは。

判決を歪めないために、事件に関係する人たちと知り合いにならないようにする、つまりなるべく知り合いを作らない、などはわかる。

しかし、別の方向でも世間知らずはある。

出世していくと、天下りも含めて生涯年収が7から8億円になる。

そんなに不当な収入を得て、他者の状況や心情がわかるものだろうか?

また、出世のためになるような判決を下しがちだともいう。

こんなふざけた話が許されて良いのだろうか。

裁判官はAIでいいんじゃね?

という意見が出るのは、至極もっとだろう。

それがベストとは言えないが、現状ではベターな気がしてならない。

実に恐ろしいことである。