愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『晩菊』林芙美子

若い頃に男女の仲になった二人。

それが時を経て再開する。

男は他の女性と結婚すると言い、女に借金を申し出る。

女はもはや老女と思える齢になっている。

楽しそうな会話だが、貸す貸さないお金のやり取りは、紛れもなく戦いである。

お金は恐ろしいと言うべきか、男女は恐ろしいと言うべきか。

はたまた人は恐ろしいと言うべきか。