愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『女なしのほうが幸せな57の理由』

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拗ねたり。

ヤキモチを妬いたり。

やたらと話かけてきたり。

そうかと思えば、全く話を聞かなかったり。

 

確かに女性はままならず、いない方が幸せと言っても良いかも知れません。

それでもそうは行かないので、この本を読んで気を鎮めるのが良いのかも知れませんね。

『世界一考えさせられる入試問題』

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世界でも有名な大学の入試問題は、どんな難しいものが出るのでしょうか?

本書は、様々な大学や様々な学部の入試問題を、そのまま紹介してくれています。

ここで紹介されている問題は、設問は短いけどかなり深く考えて答えるべき物ばかりです。

哲学的であったり、抽象的であったりします。

私たち読書は、ただ楽しみながら考えたり読んだりすれば良いのでしょうけど…。

実際に受けている学生さんは、とても大変だろうと、想像されました。

また、採点基準も気になってきました。

そもそも教授たちは、良い点を取れるのでしょうか?

非常に興味深い著書で、皆様におすすめしたいです。

『ライバルのいない世界』アルボムッレ・スマナサーラ

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ブッダの元々の教えと、現在の日本で私たちの身近にある仏教は、かなり異なります。

本書は、ブッダそのものの教えに、かなり近い宗派のお坊さんが書いています。

人と勝ちを争うのでは無く、自分がベストを尽くすよう努力すると良い、というのが大事な考え方の一つです。

多くの人が同じように考えられたら、世の中の争い事は、かなり減るはずです。

『男の色気のつくり方』潮凪洋介

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ある程度の年齢に差し掛かった男性には、人としてや男性としての色気があると、良いような気がします。

本書はそれをつくる方法を紹介しています。

 

読んでみて気がつきました。

この本を手に取る人は、男の色気に乏しい人、の可能性が高いです。

そして本書を読んだり、内容を実践したりという姿。

色気が出にくいかも知れません…。

でも、改善しようとしないよりは、間違い無く良いはずです。

『ニーチェ超入門』白鳥春彦

 

生きるための哲学 ニーチェ[超]入門
 

 

とても難解だと言われるニーチェを、著者が噛み砕いて解説してくれている、入門書です。

ルサンチマンに代表される、ニーチェキリスト教に対する考えなどがわかりやすく書いてあり、ニーチェを理解する一助になります。

 

 

 

超訳 ニーチェの言葉 エッセンシャル版

超訳 ニーチェの言葉 エッセンシャル版

 

 

 

超訳ニーチェの言葉II

超訳ニーチェの言葉II

 

 

『54字の物語 怪』氏田雄介

 

意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 ゾク編 54字の物語 怪(かい)

意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 ゾク編 54字の物語 怪(かい)

 

 

54字で収まる、超短編を集めた著作です。

シリーズ化されていて、今回は怖い話ばかりが収録されています。

短いだけに本にするにはは、ある程度の数のお話が必要です。

よく思いつくものだと感心しました。

 

意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 54字の物語

意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 54字の物語

 

 

 

みんなでつくる 意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 54字の物語 参

みんなでつくる 意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 54字の物語 参

 

 

『マンガ&物語で読む 偉人伝』

 

マンガ&物語で読む偉人伝 渋沢栄一 津田梅子 北里柴三郎 (新しい伝記シリーズ)

マンガ&物語で読む偉人伝 渋沢栄一 津田梅子 北里柴三郎 (新しい伝記シリーズ)

 

 

新紙幣に採用された三人の偉人を紹介しているのが、本書です。

日本で最初に会社を作ったり、近代化や経済の発展に寄与した、渋沢栄一

細菌学の研究により、多くの人を救った北里柴三郎

男女不平等だった時代に、女子教育の学校を作った津田梅子。

 

子ども向けですが、偉業をしっかり紹介してくれていて、とても興味深く読めます。

後半には、シークレットで福沢諭吉樋口一葉新渡戸稲造野口英世などのお札のスターが勢ぞろいで出てきました。

得した気分になれる本です。