愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『四神の旗』馳星周

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不夜城』、『アンタッチャブル』、『ソウル・メイト』などの著者である馳星周氏の歴史物です。

著者の小説はほとんど読んでいたのですが、歴史物ということで、なかなか読もうという気になれませんでした。

しかし、先日全く別で藤原不比等の名を目にする機会があり、これも何かの縁だろうと、本書を読み始めました。

始まってすぐ、不比等は亡くなってしまいました。

本書の主人公は、不比等の四人の息子たちだったのですね。

四神の旗とは、その四人を白虎、青龍、朱雀、玄武に擬えた言い回しでした。

歴史物だけど、政界の陰謀が渦巻く中で台頭していく話で、著者の多くの作品と重なる部分があります。

歴史なので先はわかるのですが、手に汗握る展開で、とても惹きつけられました。

『世界の歴史11』

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アメリカのニューヨークでは空前の好景気で、株価が急上昇していた。

しかしそれがいつまでも続くことはなく大暴落し、世界恐慌と呼ばれる不況になる。

イギリスやフランスなどの植民地を持っている国は、立ち直りやすかったが、持たないドイツなどは厳しい状況だった。

 

清が崩壊して中華民国が建国された。

孫文が亡くなり、国民党と共産党が激しく対立する。

人民解放軍共産党中華人民共和国、負けて台湾に逃がれた国民党が中華民国と、分裂した。

 

ドイツではナチ党のヒトラーが与党、国家元首になる。

ソ連スターリンと密約してポーランドに侵攻し、第二次世界大戦の引き金を引いた。

イギリスだけでなくソ連も敵に回したドイツは敗北した。

日本はアメリカに2発の原子爆弾を落とされて、降伏した。

 

『世界の歴史10』

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ボスニアの都市サラエボオーストリアの皇子が、セルビア人の青年に暗殺された。

これが発端となり、オーストリアセルビアに宣戦布告。

これの後ろ盾にドイツ、ブルガリアオスマン帝国

ロシア、イギリス、フランス、ベルギー、イタリア、ポルトガルが参戦した。

ロシア革命ソ連が生まれて戦線離脱、アメリカが参戦する。

ドイツは連合国に敗れ、多くの人命を失った第一次世界大戦が終わった。

 

レーニン

孫文

ヘンリ=フォード

 

この時代にも、それぞれのやり方でそれぞれの理想を追い求めた人たちがいました。

 

先生が後生

今週のお題「大人になったなと感じるとき」

 

我が子の保育園の先生は若い先生でした。

小学校に上がっても、担任は若い先生でした。

やがて塾に通うようになったのですが、そこの講師も皆さんお若い。

そこで、ふと気づきました。

 

そうか。

先生方が特別若いわけではないかも知れない。

自分がいい年齢になったんだ。

 

『どうすれば頭がよくなりますか』茂木健一郎

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脳科学者である茂木健一郎氏の著書です。

中学生に話すようなかたちで、頭が良くなる方法を解説してくれています。

 

アルデンテになろう、芯があり柔らかさがある

 

カリグラフィー:文字を芸術的に書く方法論、スティーブンジョブスは実践的ではないと思いつつ、大学でこれを学んだ

 

孟勉強しているのが天才、努力の方法を知っている

 

勉強するときは瞬間的にフルスピードで

 

リベラルアーツとは総合知の事

 

変化し続ける、成長し続ける

 

メタ認知:他者の視点で自分を見ること、成長するために不可欠

 

話し始めの1〜 2秒が勝負、名刺交換は最後

 

言語習得するためには大量に読む、書く、話す

原書を辞書使わず読むのも良い

 

なんでも挑戦する、根拠のない自信を持つ

 

利他

 

メタ認知した自らの短所で笑いを取る

 

名刺交換の件などを読むと、大人向けにも話しているように思えます。

中学生の頃からこれくらいの意識を持って頭が良くなる努力をすれば、きっと何者かになれる!

はずです。

 

 

『禅』鈴木大拙 訳工藤澄子

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禅定は智慧を導くが、これを目標とはしない

 

禅は仏教の枠内にあり、仏教への盲従ではない

 

他人の言葉ではなく、自分自身から出てこなければならない

 

禅は知恵と慈悲で出来ている

 

ブッダは生死、存在、などからの自由を願った

 

実在の意味、自分とは何か、人生の意義は、人はどこから来たのか、これらすべては同じところから出てきている

 

問いは問うものから出てくる

両者が一体となるときに解決がつく

 

知性も、自己を消しても解決はない

 

自ら問い自体になる。知性、全存在を問いに注ぎ込む

一つの未分の「不知なるもの」にとけいる

問いそのものになる。問いは消え去り、全てが新しい意味を持つ

 

「全てに勝ち、征服したもの」は負けない

全ての対立を超えられる

 

禅は自己の存在を見抜くすべ。束縛から自由に

 

苦しめば苦しむほど人格が深まる

 

月を指すには指が必要。だが指を月だと見誤ってはいけない

禅は我々と事実の間に介在する物を嫌う

 

心が熟さねばその言葉は得られない

 

名前があるものは全て、それにより自己を限定する

 

仏教は機械的ではなく、生物学的に理解すべき

 

知性には怒りや憎しみを除く力がない

 

我々の全ては、人間社会における一切に対して責任がある

 

(はじめに言葉があった) (言葉は神だった)

(ロゴス)この存在が真の自己、絶対的永遠者

 

神が(ヒカリアレ)と言って光が現れたのを見ていた、私が存在する

 

宗教家であり哲学者であり識者である著者。

その辺りも全て根っこは繋がっているのでしょうね。

 

『ドリブルデザイン』岡部将和

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フットサル選手を引退後、ドリブルをデザインしている著者。

堂安律や原口元気乾貴士などの一流選手にもドリブルを教えるという、かなりの人です。

 

絶対に抜ける場合=ボールを取られない距離×ディフェンダーを抜く角度

 

角度

180度:ゴール、ディフェンダー、オフェンスが一直線。これがディフェンスの基本

135度:自信があれば勝負に行ける

90度:振り切れる。ディフェンスが成立していない

 

ドリブルでディフェンダーを抜くには

距離を保つ

円状にうかいする

135度以下に忍び込む

 

ディフェンダーのアクション

動かない→うかいする

全力で取りに来る→ずらしてカウンターで抜く

半端にプレス→大きなダブルタッチで抜く

 

勝てる間合いにいたら、必ず仕掛ける

 

サクレで運ぶ、ボールは蹴り足近く

 

軸足リード:その分角度と一歩を稼げる

 

普通ドリブル → スイッチ → 臨戦タッチ

 

DFの進路に体を入れる。相手の胸辺りを腕で自分の後ろに巻き込む

 

一瞬体を落下させ、その反動で飛び出す

 

読んでから、フットサルをやるのが、さらに楽しみになりました。

そして、プレーも改善されました。

練習して、さらにモノに出来ると、もっともっと楽しくなるのでしょうね。