愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『代表的日本人』

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西郷隆盛

上杉鷹山

二宮尊徳

中江藤樹

日蓮

 

日中戦争が行われていた当時、著者はこれらの人々を、代表的な日本人に選びました。

この後日本は太平洋戦争に突入して、敗戦国として戦後を迎えます。

というのは、今の私たちだからこそ、わかる事ですが。

それを踏まえて人選を見ると、何かの趣きを感じるのではないでしょうか。

 

これらの人たちは、日本のためあるいは日本人のために、程度の差はあれ大きく貢献しました。

場合によっては、まさに身命を投げ打って。

執筆当時や各人の生きた当時に比べて、間違いなく安全な今の日本。

出来ればお礼を言いたくなりました。

『サッカーで大事なことは全てフットサルで学んだ』北健一郎

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フットサルはサッカー選手の育成年代に最適なスポーツです。

ネイマールイニエスタ、メッシ、テベスイグアイン、これらの選手はみな、フットサルを経験しています(正確にははアルゼンチンではバビーフットボールですが)

つまり、フットサルをしておくと、サッカーが上手くなりやすい、という事です。

 

フットサルはサッカーよりも狭いコートで行われます。人数は五対五、ボールは硬く小さく、ゴールも小さいです。

これらの違いが、ゲーム性やプレーの質に現れて来ます。

相手が近くにいる場面でもプレッシャーを感じにくくなる。

足裏タッチ、ファーストタッチ、走りの緩急、常に首を振る習慣などが、狭いコートだと身につきやすいです。

また、シュートや一対一の場面が多いため、そのバリエーションが増えて決定力が上がります。

 

最近はフットサルしかしていませんが、サッカーをしたい!と、本書を読んでから強く思うようになりました。

 

 

『お笑い総選挙』東堂頸

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衆議院議員政策担当秘書をしている著者。

専門分野の異なる四人の議員に仕えてきて、自身でも立候補の経験があります。

選挙にまつわるよもやま話をまとめたのが、本書で、選挙のおかしさが感じられる内容になっています。

 

議員や報酬を減らす、と叫んでいる候補者は、たいてい裏切る。

ほとんどの議員に反対されるから、という理由。

確かに!

 

薄毛の候補者は当選しにくい。

ポスターがとても大事。

 

選挙カーの運転手には、元ワルが多い。

 

議員が香典を持って行くのは違法、しかし、現実は横行している。

 

選挙には、桃太郎、とうう隠語がある。

 

 

やはり知らなかった事がたくさんありました。

ふざけていたり、大人のやる事では無いようだったり、法律すれすれというか、むしろアウトだったり。

選挙が楽しいものに思えてきました。

『起きていることはすべて正しい』勝間和代

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運をつかみ実力にするためのトレーニング案内、と著者は本書を位置付けています。

それが出来れば、どこからでも幸運をみつける、セレンディピティの力が手に入るそうです。

 

メンタルはトレーニングで器を大きく出来る。

 

迷ったら、新しいことやリスクの高い方を選ぶ

 

ポジティブに考えるだけでなく、積極的に行動していく。

 

フォトリーディングを習慣化する。

 

自分の得意な事を知り、そうでない事には時間を使わない。

 

自分のやる事をなるべく減らす。

 

既存の方法以外を考えてみる。

 

様々な人の体験をコピーする。

 

周りの人の才能を活かし切る。

 

相手に対していばらず媚びず、フラットに。

 

自信があり、説得力のある印象を相手に示す。

 

嫌な相手には、ポップなあだ名をつける。

 

 

心構えというよりは、具体的にすべき行動を書いてくれています。

そのため、実行しやすいはずです。

起きていることを肯定的に受け止める、というのは、精神衛生上にも良い気がします。

 

『サッカーのみかた』

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ただサッカーを見ているだけでは、点の入らない試合は面白くありません。

また、ストライカーにしか興味が湧かないかもしれません。

どんな物にでも見るべきポイントはあり、それはサッカーでも、例外では無いはずです。

 

ポゼッションサッカーか?カウンターサッカーか?

中央突破か?サイド攻撃か?

どこからプレスをかけるか?どこでボールを奪うか?

攻撃に転じたら速攻か?遅攻か?

守備に転じたらハイプレスか?リトリートか?

 

代表的なシステムを知っておく。

チームのスタイルを観る。

各選手の特徴を観る。

それぞれのポジションや動きなど。

チームの約束事、連動した動きを観る。

セットプレーの特徴。

監督の采配。

試合の流れ。

 

具体的に観るポイントを切り分けていくと、それぞれの意図や素晴らしさが分かる気がします。

サッカーを観るのが楽しみになりました。

『名作能50』

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高砂』という言葉を聞いたことがある、という程度が、恥ずかしながら私の能についての知識でした。

先日、世阿弥の『風姿花伝』を読む機会があり、能の内容に興味を持って、本書を手に取りました。

 

源義経

静御前

武蔵坊弁慶

平敦盛

などの、日本史での有名人。

古代中国の人物たち。

様々な精。

亡くなった人たち。

 

それぞれが生き生きと表現されて行きます。

まあ、霊とか亡くなった人たちが多いんですけどね。

実際に見に行きたくなりました。

最後の方で、能が見られる舞台を、紹介してくれています。

思ったより、たくさんあるのですね。

知らなかっただけなのですけど。

『D・カーネギーのマンガで読み解く人を動かす』

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100年近く前から読み継がれている、カーネギーの『人を動かす』を、マンガにした著書。

人間関係の原則が書かれています。

 

人を避難せず、理解するように努める

 

・人に好かれるには

相手に関心を寄せる

笑顔

名前で呼ぶ

聞き手に回る

心の底から褒める

 

・人を説得するには

相手の立場になる

穏やかに話す

相手に話させる

相手に思いつかせる

相手に共感する

議論や口論をしない

 

・人を変えるには

褒める

顔を立てる

期待をかける

 

要は相手の立場に立ち、相手の利益のために動けば良い、ということのようです。

人を動かすのも、自分ではなく相手のためであれば、上手く行きやすいのかも知れませんね。