愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『女ヤクザとよばれて』西村まこ

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ヤクザ組織に女性がいるということは非常に稀なようだ。

姐さんと呼ばれる人もいるが、ヤクザの妻だから子分のお世話などをしているという位置付けだろう。

彼女たちは直接的なヤクザの仕事をしてはいない。

本書の主人公は、世間でも珍しい女性のヤクザ。ジェンダー平等の先駆けである。

 

しかしなぜヤクザは男社会なのか?

脅したり、暴力を振るったり、荒事が多いからだろう。

それから仕事の目的がシンプルに金。

それならやはり男性だろう。

ではなぜ主人公はそこに飛び込み生きていくことになったか。

悪いから、だろう。

ヤクザは悪い。悪い人がヤクザになる。

どちらも正しい。

そして主人公はとにかく悪い。

すぐに手が出る。

悪事に手を染めることに躊躇がない。

悪い儲け話を思いつくし、それを実行するし、知人女性を売り飛ばすし、シャブは売るしやるし、まあ酷いものである。

 

ヤクザなんですよね。

男女の別の前に、完全にヤクザです。

この時代だと、あまりヤクザの危険性も知られなくなって来たかも知れません。

それでもね。

知っておいた方が良いです。

ヤバいんですよね、ヤクザって。

『吸血鬼文学』

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最も有名な吸血鬼と言えば、ドラキュラ伯爵だろう。

他者の生き血を啜る事で生きながらえる人外の存在です。

人にとって大きな魅力となるのは、不老不死という特徴ではないだろうか。

そのためか、世界各地に同様の吸血鬼伝説が存在している。

もしかすると不老不死でいるためには何が必要か?というところから生まれたのではないか。

自分の身体を常に新しくして生き続けるには何が必要かを考えると、新鮮かつ身体に近い材料が良いということになるだろう。

そこで最初は食人が思いつきそうではあるが、それではあまりにあからさまである。

成長し続ける爪や髪はなかなかいい所のように思えるが、やはり血が一番絵になるような気もする。

実際にはそこまでして生き続けたいのか?

という疑問も湧きそうだ。

しかし姿形が同じなだけで、全く違う生き物だ。

生き物と言っていいのかよくわからないけど。

『ニッポンの異空間』

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幼い頃に祖母の家に泊まりに行った。

山奥にあるその家は、普通の家と長家のような家と土間でほぼ居住に使っていない昔の家との、3つあった。

いつも普通の家と長家で過ごしていたが、ある時昔の家に、干し柿を取りに行く機会があった。

今まで嗅いだ事の無かった土と柿と山と小川の混じったような匂いを感じた。

昼間なのに薄暗い玄関だけど、不思議と居心地は良かった。

部屋の中には、どこの隙間からかはわからないが明かりが差し込み、光の線を作っていてその中をゆっくりと塵のようなものが舞っていた。

 

日本にしか恐らく無いであろう空間がある。

それは温泉街の秘宝館のような所かも知れない。

それはそれで、非日常という貴重さはある。

それぞれに味わい深い趣がある。

『がん闘病日記』森永卓郎

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がんの闘病記を書く人は、生きているときにそれを書いている。

大きく別れるのは、完治や寛解を得て元気ななる人と、闘病の末に亡くなる人とがいることだ。

どちらも告知された後は落ち込む。認めなかったり、足掻きまくったりする。

それほど取り乱さなかった、と本人が述懐することもあるが、そんなことはないだろうと感じてしまう。

本人は、思ったほど取り乱さなかったのは、嘘では無いのだろうけど。

 

やはりどうやら人はみんな死ぬようだ。

私も例外なはずは無い。

無いのだけどみんな、自分が死ぬとは思っていない。

だって物心がついた頃から今まで、ずっと生きているのだから。

 

死ぬまで精一杯生きる。

それに尽きるのだろう。

どの瞬間も、ずっと同じく生きているのだから。

 

『それでも生きる 旧約聖書コヘレトの言葉』小友聡

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空の空、空の空、一切は空である

 

見よ、私が幸せと見るのは神から与えられた人生の短い日々、心地よく食べて飲み、また太陽のもとでなされる全ての労苦に幸せを見出すことである

 

全てが空しい

 

応報思想は通用しない

神を信じても豊かになる保証はない

 

コヘレトの言葉

雅歌

この二つは難解

 

ソロモンの栄華も振り返れば儚く、束の間

 

イエスも、コヘレトの言葉、を読んでいた

 

点滴だけで命を繋ぎ、ようやく起き上がり初めて食べたおかゆ

喜びに打ち震えた、体の隅々に命が通っていく

 

生かされているんだ

 

人生はヘベルだと思えば日常の全てが神の恵み

 

災を嘆くな、どう立ち向かうかを考えよう

 

出来事は変わらない、それをどう考えるかは変えられる

 

人生はヘベル、カイロスで満ちている

 

シャローム:平和、回復、充足、調和

     ソロモンの語源でもある

 

楽園追放ではなく、派遣という見方もある

 

たらふく食べても、少ししか食べなくても、働くものの眠りは快い

 

お金で人は幸せになれない

働いて得る報酬自体が祝福

 

イエスはいつも弱者の傍にいる

 

知恵のあるものは時と法を考える

 

両手を労苦で満たして風を追うよりも

片手を安らぎで満たす方が良い

 

今あるものに目を向ける

 

いつ終末が来ても良いように、現生を正しく生きよう

 

名声は良質の香油に勝る

 

死ぬ日は生まれる日に勝る

 

死という終わりがあるから有意義に生きられる

死があるから生に意味がある

 

人は最後に神の手の中に帰る

 

人生がヘベルだと見つめていてこそ、その一瞬が何よりも尊い時になる

それはカイロスで、一瞬でもあり永遠でもある

 

生きることが空くても、それでも生きよ

今生きていることが辛くても、必ず別の時が来る

 

朝に種を蒔き、夕べに手を休めるな

 

神は、敵対者、に見えない形で人間を包んでいる

 

言葉は時に人間を守る護符になる

『記憶力ドリル』枝川義邦

記憶するためには、何度も思い出す

脳が必要だと認識する

 

記憶力が上がったら実践で使う

 

自分の言葉で内容をまとめる

 

積極的にアウトプット

 

シエスタと瞑想

 

新しい場所にいく

 

適度な緊張感を持ちつつ記憶する

 

ガムを噛む

 

目標やハードルを設定して、それを越える

 

勉強し続ける → 脳の良い状態が続く

『サッカー 間で受ける解剖図鑑』星翔太

相手を背負ってパスを受けるときは、半身で

 

相手の背中をとる裏に抜ける動き

ダメなら

1️⃣ひいて相手の前を内側に入りながら近くで受ける(アラコルタ)

2️⃣外に開いてバックステップで離れて受ける

 (アララルガ)

 

間で受けるときは、次に何をするか決めておく

基本は誰かと一対一を作りシュートまで

 

サイドでもらう時は、やや内側で

選択肢が増える