愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『変な家』雨穴

変な家。 とても変な間取りの家です。 不必要な部屋や廊下は、やはり通常は作らないものです。 なるべくスペースを有効に使いたいから。 では、その間取りは何のために? 家がトリックになっているミステリーはありますが、これはなかなかです。 そこまです…

『メイドは恋する蜂谷くん』

好きな子と上手くいくために、その子の許嫁男子の家でメイドとして働く。 なんかすごい設定で、訳がわかりません。 しかし主人公の蜂谷くんの健気さだけでなく、許嫁男子の人の良さにも心が温まります。 それにしても、これらを見ている我々読者の感情は、一…

『仕事の流儀』松本人志

しばらく前の松本人志氏の著書です。 お笑いに対して、映画に対して、自身の仕事への観念を著しています。 やはり真剣なんですよね。 それはみんなそうなのでしょうけど。 時に天才とも評される著者の流儀は、どんな仕事にも通じるものがある気がしました。

『自分の頭で考える日本の論点』出口治明

コロナ 貧富の格差 ウクライナ戦争 国防 現代の日本社会は、いや、もと言うべきかも知れませんが、問題が山積しています。 個人ではどうしようもないことは多いのですが、全ての人は全てのことに無関係ではないはずです。 だから我々も、問題について考えて…

『幕末百話』

幕末から明治に変わる時期に、様々な市井の人たちから聞いた実話を集めたものです。 切ったはったが日常的にある時代だったのですね。 人が死ぬと言うことも、日常的です。 当時の風俗が良く分かり、とても興味深いです。

『超思考』北野武

過激なことを言うには、書籍はとても良い方法のような気がします。 変な編集もないし、嫌な人は読まなければよいという選択をしやすいし、何より著者が慎重に言葉を選びやすいからです。 過激だけど、まともなことしか言っていないように感じます。 今の世の…

『ソモサン・セッパ公式問答集』

TV番組のクイズ問題を書籍化したものです。 什么生(ソモサン)って、中国語なんですかね? 禅問答に使う言葉のようですけど。 解答を見てモヤッとする場合もありますが、基本的にはスッキリする、楽しい問答集です!

『受ける受けない精神科セカンドオピニオン』

セカンドオピニオン 転院 紹介診療 それぞれの違いって、よくわからないですよね。 ちなみに精神科はかなり特殊な科で、患者さんが病院を変えることは多いようです。 病気の性質上、仕方がないことなのかも知れませんけど。 患者さんもそれぞれの病院の人た…

『54字の物語 怪』

たくさん出ている超短編集の、怪談バージョンです。 54文字って、本当に短いですよね。 そこで説明して結末をつけるのは、かなりシャープでスマートなものが要求されるはずです。 それが出来るのは本当にすごいです。 そして本書を読むと、そのスタイルに怪…

『まだ見ぬ地球外生命』

地球外生命体。 可能性は指摘されていますが、まだ具体的には見つかってはいません。 それでもこの広い宇宙には、きっといる。 何だかワクワクしますよね、少し怖い気もしますけど。

『敗北からの芸人論』徳井健太

そこまで売れてトップで活躍しているわけではない芸人。 本書の著者です。 でも、いや、だからこそなのか、お笑いに対しての熱量がすごいです。 わたしのような一般人からすると、コンビのうちの、(有名)じゃない方芸人という認識でしかなかったのですが……

『コンパニオンバードの臨床テクニック』

鳥のお医者さんって、すごいですよね。 人と全く違うし、哺乳類とも全く違う動物を診療するなんて。 しなければならない検査や処置も、勝手が違います。 そんな時、この書籍はとてもためになるはずです。

『毒父家族』

ああ、そうか。 タイトルから中身を類推して読んで、そう思った。 そう、確かに我々は親の影響を確実に多く受けるよな、と。 それが長い時間いる母親の場合は多いけど、父親がそうであればそうなのですよね。 著者は毒親に苦しめられ、様々な依存症にも苦し…

『店長がバカすぎて』

書店員さんが主人公の小説です。 良く本を読んで、本や作家や業界に対しての気持ちを持っている、しっかりとした店員さんです。 店長、作家、居酒屋を営む父、などなど。 魅力的なメンバーがたくさんです。

『赤い追憶』阿刀田高

阿刀田高氏による短編集です。 官能的だけど生々し過ぎない匙加減が、丁度良い。 話し言葉と書き言葉の匙加減も丁度良い。 違和感を感じずに読みやすいです。

『スナックさいばらおんなのけものみち』

そうか! 本書のタイトルで腑に落ちました。 著者の西原理恵子氏は、スナックのママがよく似合うのですね。 人生の経験が豊富で、自分の考えをしっかり持っている。 どんな相談にも対応できる懐の深さがあり、軽やかに応えられる。 読んでいて、元気になるこ…

『おばけずき』泉鏡花

日本の怪談は、とても怖い。 それは我々日本人にとって、馴染みがあるからだと思います。 それも書き手により、上手ければとても怖いものに昇華します。 本書は、もののけの類が生き生きと書かれていて、描写がとてもリアルです。

『ブラック語録大全』

ブラック企業。 程度はありますが、資本主義という枠組みがある以上、雇われる立場の人は搾取される立場なのは確かでしょう。 さて、本書では様々な企業や人々による、ブラック語録が数多く収納されています。 時として、死者まで出るのですよね、ブラック企…

『サッカー 間で受ける解剖図鑑』

いいプレーをするには、ボールを受ける瞬間から。 さらに言うと、その前から勝負はほぼ決まっているのですよね。 本書では、パスを相手選手のいないところ、つまり間で受けるにはどうしたら良いか、を徹底的に書いてくれています。 著者はフットサル選手です…

『なのはな』萩尾望都

福島の原発事故に対して書かれた、放射性物質などに対して、とても示唆に富んだマンガです。 それらの技術や物質を擬人化する、まさにマンガならではの手法が取られています。 人にとってはまだ扱える相手では無い、のかも知れませんね。

『ご近所半日旅』

コロナが流行っていたころ、著者はライフワークである旅行に、なかなか行けなくなってしまいました。 さて、どうするか? そこでたどり着いたのが、本書のタイトルにある、ご近所半日旅です。 レンタサイクルやバスなどを駆使して、また、ただいつもと違う道…

『40代、50代で必ずやっておきたい学び直し超入門』

学びに年齢はない。 そのように勇気づけられました。 年齢や状況により、時間や脳に制約はありますが。 それでも常に前進することは出来るのですよね。 素敵です。

『犬と猫の臨床診断学』

犬と猫の医療における、診断する方法についてまとめた著書です。 病気や検査についての本はたくさんありますが、診断学の本はそう多くありません。 本書にあるように、持っている知識や経験などを体系化出来ると、きっと診断力は上がる気がします。

『特攻服少女と1825日』

特攻服を着て写真を撮り雑誌に載る。 ある年代の少女たちは、それに憧れた。 レディースと呼ばれる、少女たちによる暴走族がいました。 本書はそのリーダーで、雑誌に出て人気を博した少女を中心とした、ルポルタージュです。 怖い人たちというイメージがあ…

今すぐ、簡単!

今週のお題「元気を出す方法」 大きな声 過敏な動き 悩まず目の前のことに集中 今すぐ、やればできる! から元気でも良いから! そうは行かない時もあるのですけどね…。 まずはやってみています。

『触楽入門』

目を閉じて物に触れるとき、感覚は研ぎ澄まされている しかし対象物がわかると、とたんに近くへの注意が削がれてしまう 写生は模写ではなく、感覚を実現させること 近づいてみるのは、触れるのと似ている 水とお湯を注ぐ音を、それぞれ常人は聞き分けられる …

『統一教会 何が問題なのか』

宗教というものは、元々は実態がありません。 各自の中に神があり、信仰があり、場合により他者との関係性があります。 だからあえて他者に無理に働きかける必要はないはずなのです。 しかし、宗教や団体は存在します。 そして二世も。 宗教団体や今の政治家…

人として、生きる

今週のお題「最近おいしかったもの」 『約束のネバーランド』というアニメや映画化もされたマンガがあります。 作中では、少年少女が家畜として育てられ、やがて出荷されて食されます。 我々の目から見ると、なんともおぞましい設定です。 しかし、これが少…

『こんな長寿に誰がした!』ひろさちや

年々寿命が伸びています。 それに伴って、健康寿命という考え方も提唱されるようになって来ました。 それは長生きはするけど、不健康な晩年を長く過ごさなくてはならない人が増えている、という事に他なりません。 仏教に詳しい著者による、死生観と高齢期の…