愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

2024-01-01から1年間の記事一覧

『変なおじさん』志村けん

残念ながらコロナで亡くなってしまった、超有名人です。 小さい頃から、たくさん笑わせてもらってきました。 そんな著者が、どのような下積みをしてプライベートを過ごしてきたか、ギャグや番組やコントのときに何を考えていたか。 本人にしか知り得ないこと…

『私という男の生涯』石原慎太郎

それはそれは色々なことがありましたね。 一人の人間の生涯は、本当に長いし深いです。 人により、好き嫌いがかなり明確に別れる人物ではないでしょうか。 著者は石原慎太郎氏、作家であり代議士であり東京都知事であり愛国者であり。 一般の人も、様々な側…

『中等歴史』

戦時下の中等学校で使用した、歴史の教科書です。 世界史の教科書、という方が近いかも知れません。 びっくりしました。 ちゃんとしているのですよね。 いや、それはそうだと言えば、そうなのですけど。 一神教もそれぞれ、ある程度ですがわかるようになり、…

商店会のお金

今週のお題「捨てたい物」 誰もやる気がない商店会がある。 そんな会は無い方が良いと、きっと誰もが思うような。 騙されるような形で、その会の会長にされた。 ここまで誰もやる気が無いとは、知らなかったのだ。 いや、気づかない自分が間抜けなのだけど。…

『カウンセリングの実際』河合隼雄

とても有名な心理学士である、河合隼雄氏による著書です。 自身が行った、実際のカウンセリングの事例などを、理論や背景などとともに紹介しています。 カウンセラーが、実際に何を考えているか? そこは本書のような物で無ければ、決して知りえない部分です…

『北海道悪徳刑事の告白 恥さらし』稲葉圭昭

悪徳刑事。 小説の中には良く出てきますけど、現実にもいるのですね。 いや、現実にいるから小説になるのか。 本書は、暴力団や警察の上層部や外国籍の犯罪者まで関わる、実在の刑事による自らの告発記です。 警察という、恐らく特殊な組織の中で、やむに止…

野生の氷

今週のお題「冷たい食べ物」 暑いから。 人は、アイスやかき氷や冷えた飲み物やらを、摂取します。 そして、それを自分の家の犬にも、与えたりします。 それで、吐いたり下痢をしたりと、体調を崩す犬がいます。 そんな話を聞くたびに、野生の犬は『暑いから…

『突然、僕は殺人犯にされた』スマイリーキクチ

ネットで叩かれる芸能人の、はしり。 走りと言っても全然嬉しく無いでしょうね、何とも酷い話です。 根も葉もない噂で、著者のスマイリーキクチ氏は、殺人犯だとネット上で叩かれ始めます。 顔も名前も知らない何の接点も無い人間から、全く身に覚えの無いこ…

『わたしを支えるもの』益田ミリ

アラフォーで独身一人暮らしのスーちゃん。 その日常は、穏やかだけど様々なことに心を動かされ乱されて、過ぎて行きます。 今まで見てきた不倫の中でも、最もハラハラしないものを見せてもらいました。 きっとあれで良かったのだと思います。

『粘着の人』守屋秀勝

元ストーカーが、ストーキング加害者を立ち直らせるための活動を始めました。 その顛末を書いているのが本書です。 著者はその当事者です。 自身の経験から、ストーカー自身をどうにかしなければ、その事件というか状況は解決しない。 そう確信して、ストー…

『貧困のハローワーク』

貧しければ仕事を選べない。 そんな事あるかな? そう思わないでもないのですが、やはりそうなのでしょうね。 それが本書を読むと、何となく分かります。 それでも選ばなければ、仕事はある、とも言えるのかも知れませんけど。

『ねじ式 夜が掴む』つげ義春

名作の呼び声が高い『ねじ式』を含む、つげ義春氏の短編漫画集です。 どれも哲学的というか、考えさせられるというか、独特な世界観です。 正直なところを言うと、よくわからない話も多かったです。 実はねじ式も。 ただ、わからない世界を見せてもらえたこ…

『ことばの贈物』岩波文庫

岩波文庫の様々な書籍から、至玉の言葉を書き出しています。 有名なお話から数行ずつ。 本来は、前後の文脈やそこに至るまでのお話があり、それを読むのが一番良いはずです。 それでもやっぱり、全ての良書を読むには、私たちの寿命は短過ぎます。 また、も…

『仕事に効く教養としての世界史II』

世界史を知れば、ほとんど全てを知れる。 とまでは言いませんが、世界史を知らなければ、ほとんど全てを知らないのは確かです。 有史以来、世界中では本当にさまざまなことがありました。 今ここで起きていることは、それらの中に似たことがあったり、ヒント…

『愛と情熱の山田うどん』北尾トロ えのきどいちろう

元埼玉県民です。 18までいたので、ほぼ生粋の。 うどんは埼玉のソウルフードで、山田うどんはその代表です。 ということは、恥ずかしながらあまり知りませんでした。 しかし本書を読み、そう言えばこのツルツルのうどんはしっかりくるよな、とか、高校生の…

いつか家を売る日

『一生のうちで一番高い買い物』だと、わたしが家を買う時に、顧問の税理士さんが教えてくれました。 確かに、家の他には数千万円もの値段がする物は、そうそうありません。 余程ふざけた車や宝石や美術品くらいでしょうか。 個人で使うもので無ければ、また…

『台湾人が警鐘を鳴らす病的国家中国の危うさ』

台湾は中華民国 中国は中華人民共和国 元々は台湾人の中には、中国にいた人たちがいます。 今現在、中国は台湾の侵略を目論んでいます。 ウイグル、モンゴル、香港、マカオ。 中国の野望は、止まるところを知らないように見えます。 隣人から見ると、やはり…

『100分de名著 夏目漱石』

小説は全身で読む 頭や感情、呼吸、背骨、感触、リズム、笑い、ツッコミ、顔を顰め、あえぎ、地団駄を踏む 意識外の部分でも、勝手に読んでいる 未完のシステムを生きなければならない苦しさ 心を読もうとしてしまう 帝大は超エリート大、能力や環境など、相…

『100分de名著 覇王の家』司馬遼太郎

三河人は中世人の気質を持つ 中世は農本主義 →重商主義に変わった 今川氏真は江戸時代から低評価 主従関係を重要視させるため、江戸幕府が印象操作を行った 三方ヶ原で籠城したままだとしたら →国衆はほぼ全て武田勢に寝返っていた 負けるとわかっていても、…

『新著100冊』

近年に出た良本を、なんと100冊も紹介しています。 元々有名な古典は、すばらしいことがほぼ保証されています。 しかし新書は、実際にどれほどの物なのかは分かりません。 だからこそ、楽しいのかも知れませんが。 それでも失敗をなるべく避けるには、本書は…

『詐欺師たちの殺し文句』

そうか。 それで食べているから、プロなのですよね。 やはり我々素人に玄人の相手は難しいものがあります。 そのことが、本書を読むと良くわかります。 そう、言葉でやられてしまうのですよね。 その他の視覚や雰囲気も総動員されたら、やはりひとたまりもな…

『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』

五観の偈 食事前の祈り 食べ物がどう育ち、ここまで来たか 食べ物に値する行いを、今日の自分はしたか 貪らず急がず、食べ物に集中して食べる 必要により食べる 美味などとは考えない 自分が成し遂げたい目的のために食べる 感謝しているときが幸せ

『重心移動だけでサッカーは10倍上手くなる』

連続したプレー 方足立ちにならない 重心がドーナツの穴 無意識に足が出る幅がドーナツ部分 この範囲で、膝を曲げるタイミングでドリブル ヘソを覗き込み背中を丸める → キック! キックの後は走り抜けるイメージ 首を上に引っ張るように上げ、背筋を伸ばす …

『世界名作ひとこと劇場』

名作は実にたくさんあります。 そしてそれらを解説したものも。 本書はさらにそれを一歩すすめて、ほぼたったの一言で名作を紹介しています。 的確だったり、面白かったり。 ダイジェスト版を読むよりは、誤読も少なくて良いかも知れません。 これで、実際の…

『日本ていちばん大切にしたい会社 4』

4冊目です。 一から三まで全て読んできました。 毎回泣いてしまうのですよね、良い意味で。 そもそも仕事とは、他者を喜ばせたい、という気持ちから起こすアクションです。 会社もそうだとしたら、従業員も顧客も喜ばせたい、という気持ちがあるはずです。 …

『人間の業』百田尚樹

お前は何がしたいんだ? そう言いたくなるような様々な犯罪やニュースに対して、著者がひとこと言ってくれている本です。 元々はネットで発信していたものを、たくさん集めてあります。 本当に人はアホで、いじらしい存在なのでしょうね。

『金のなる人』成毛眞

お金には本当に困らせられますよね。 今の世の中を恨みたくなる、最たるモノです。 それでもそこで生きていかなければなりません。 本書はそんな不安を減らす手助けになる、お金に困らなくなるためのヒントが、たくさん紹介されています。 お金を増やそうと…

『百田尚樹の日本国憲法』百田尚樹

日本国憲法は日本を、日本人を守るための物です。 その根本部分であったりエッセンスであったりは、みんな義務教育で学びます。 しかし、その成立の過程や歴史は? 諸外国の憲法は? 詳細な内容は? 一般の我々がそこまで詳しく知らなくても、日々の生活に支…

『齋藤孝の音読de名著』齋藤孝

夏目漱石 石川啄木 宮沢賢治 まだまだ素晴らしい著者と名著がたくさん、本書には収録されています。 その中の一部を取り出して音読する、と言うのが本書の趣旨です。 それぞれが長過ぎないので、音読には丁度良いです。 やってみると、気持ちがすっきりする…

『無理ゲー社会』橘令

まあ、無理ゲーですわ。 今の社会で何かになろうとしたら。 何かをひっくり返そうとしたら。 権力者であったり、欲に捉えられた我々ほぼ全ての庶民までも、そんな社会になるのに加担してしまっています。 いや、させられているというのが正しいのか。 きっと…