愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

お弁当を持って、別荘へ!

今週のお題「お弁当」

 

業界用語では、執行猶予のことを『弁当』と呼びます。

ドラマなどで判決を言い渡す時に

「懲役3年執行猶予5年」

などと言う、あれです。

執行猶予がつくと、刑務所には入らなくて済みます。

ただし、執行猶予の期間中に悪いことをしたら、猶予はなくなり刑務所に入ることになります。

新たな悪いことで懲役3年の判決を受けたら、それプラス弁当の3年で、都合6年の別荘暮らしです。

あ、別荘とは、業界用語で刑務所のことです。

 

以上のことから、その業界の人にとって弁当と別荘は、忌み嫌われるものだという事がお分かり頂けたと思います。

そのためそんな人たちと話す時に、くれぐれも

「来週末はお弁当を持って、別荘に行くんです」

なんて、あらぬ誤解を産むような事は、くれぐれも言わないように気をつけましょう。

「ご一緒にいかがですか?」

なんて聞いたら、縁起でもないと、怒られてしまうかも知れませんね。

 

まあ、一般的な人は、業界人の知り合いなんていないのでしょうけど。