死刑を求刑されるのは、やはりそれ相応の犯罪を犯したからです。
犯行を否認している場合は、真実をしっかりと見極めなければなりませんが。
そこまでの犯罪をしていても、やはり自分は死刑になりたくない。
死刑では無く無期懲役という判決であれば、かなりの長期間か、もしかすると死ぬまで刑務所で暮らすことになります。
それでも生きていたい。
本書では、重大犯罪を犯した者たちの裁判での様子などから、いかに生き物が、人が、もしくは彼らが生に執着するかがまざまざと炙り出されています。
見苦しいのは彼らなのか、それともそういう場にたてば、多くの人がそうなのか。
自分だったら?
いや、そんな犯罪はしないはずですが…。