愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『キリスト教の核心をよむ』山本芳久

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旧約聖書新約聖書には双方向の関係性がある

 

神がイニシアティブをとり、様々な出来事を起こし、人々へ働きかける

 

アブラハムの子イサク→イスラエルの祖先

アブラハムの子イシュマエル→アラブの祖先

 

ユダヤ人の直系意外にも、神の恵みや愛が及んでいる

 

人は道を行く、間違えながらも歩き続ける

 

アッラーは「神」という意味

 

アブラハム

ユダヤ教  血縁上の父祖

キリスト教 信仰の模範

イスラム教 預言者の一人、一神教の始祖

 

イエス・キリスト

エスは救い主である、という意味

エス信仰告白の言葉になる

 

旧約聖書の律法で、死体は穢れとされていた

 

隣人とは誰か?ではなく自らが助けを必要としている人の隣人になろう

 

聖書の「憐れに思う」は、腹の底からの強い思い

 

神は脱自的

常に新しく超えていく

 

人も神に似て創造された

脱自的であれる

 

エスは、神は、苦しむ人と共に歩んでくれる

 

キリストの復活

弟子たちと共に歩んでくれると、明らかにされた

エスの全生涯が神に肯定された

 

人は気づいた時には生かされている存在

 

古代ローマで出世する方法に、弁論法があった

 

真の恋愛対象は神

 

回心は、じわじわゆっくり聖書が読めていくプロセスでもある

 

幼子にならなければ、神の国には入れない

 

人生は間断のない試練

 

神、自分、他者、自然と調和をとる

 

自ら困っている人のところへ行き手を取る

そこで神に会える

 

人同士は水平

人と神は垂直

その二つの視点があると自分がよくわかる

 

ケノーシス:自己無化

自分を虚しくして 、弱い者や小さい者とともにある

 

人は傷つき苦しむ存在

 

神もまた人を切望している

 

有意義ではなく、苦しかったり退屈だったりする

一つでも有意義なことがあれば、それでよい