愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『ブッダの瞑想法』地橋秀雄

瞬間的に1つの対象に集中した方が記憶力がアップする 鍵を開ける時 見た→鍵を鍵穴に入れた→回した→抜いた→手を縮めた→手を戻した カラスが鳴いてそれを見る時 音→イメージ(妄想) →見た→ (カラスだ)と思った 知覚対象は6つ 見た、聞いた、嗅いだ、味わった、…

『100分de名著 銀の匙』中勘助 斎藤孝

本を読んだら、その言葉を引用して誰かに話すと覚えやすい イギリスの裕福な家庭では、子供の洗礼時に銀のスプーンを送っていた 将来お金に困らないようにと作ることもある 読書するのと体験するのは矛盾しない 体験の動機になることもある 体験の意味を再確…

『教養としての世界史の読み方』本村凌二 PHP

西洋における君主はリーダーだが、独裁までの権利ははない 新大陸のじゃがいも、とうもろこしによりヨーロッパの人口は激増した アフリカ(リビア)出身でローマ皇帝になった人もいる 民主制は悪くするとポピュリズムになる ローマ人は宗教的誠実さがあった ロ…

『世界史を大きく動かした植物』稲垣栄洋

小麦で種子が落ちない変異株を人類は発見した 食料になる、増やしてそれを確保できる これが農業の始まり 農業は安定して食料を得られるが重労働である 保存できる種子から(富)と言う概念が生まれた 富を求めるために農業に縛られるようになってしまった 南…

『100分de名著 人生論ノート』三木清 岸見一郎

幸福は各人オリジナル、成功と同一ではない ある種のスポーツとしてなら成功を追うのは健全である 幸福自体が徳 ゲーテ:人格こそが幸福 娯楽は生産的、創造的なものが良い 寝たきりでもドイツ語学習、意識がさらに低下してきたら本の読み聞かせを希望したと…

ベネツィア

今週のお題「好きな街」 イタリアを周遊する旅行中にベネツィアに行きました。 小さな船に揺られて。 着いたのは夜でもはや暗くなっていたので、何となく心細いような、それでいてウキウキするような感覚で、気持ちは泡立っていました。 昔は教会として使用…

『最高の死に方最悪の死に方』近藤誠

安楽死、尊厳死、自死。どれも人や国により考え方は違います。本書は医師として終末医療に携わってきた著者による、最後についての医療のお話です。日本では鎮静 = 安楽死 寝たきりで点滴のみ2年間、視線は動く、わずかに表情が動く程度、という状態はある …

サボったらダメ、ですよね?

今週のお題「サボりたいこと」 心臓を動かす。 吸って吐いてを繰り返す。 消化と吸収。 ホルモン分泌。 痛覚受容。 伝達物質の放出、受容。 あー、全部サボりたい。

『世界でいちばん素敵な神話の教室』蔵持不三也

世界中に神話は数多くあります。 その中から、メジャーなものをピックアップして紹介してくれています。 ギリシャ神話 北欧神話 などなど。 ロキ、クー・フーリン、アポロン。 神様にも半神半人にも魅力的な人物が沢山います。 成り立ちも不思議だし、なぜそ…

『人間の偏見動物の言い分』高槻成紀

蝙蝠は中国で好かれている 福と同じ発音のため 18から19世紀に航海のためあちこちの無人島にヤギを放した。人の食物として役立ったが、生態系を壊した。 欧米では知能が高いからという理由でイルカを保護しようという人たちがいる →なぜイルカの調教に反対し…

『寂聴生きる知恵 法句経を読む』瀬戸内寂聴

法句経は、原初のブッダの言葉をまとめたものです。 かなり真理と言える物が多く納められている書物です。 さて、本書はそれを瀬戸内寂聴氏が読んで、解釈したものです。 いい本です。 原著の内容はいいし、現代の様々なことに引き当てて解説しているのも面…

『わかっちゃいるけど、ギャンブル』

いい大人たちが大真面目にギャンブルについて語っているのが、本書です。 場の流れがある。 確率を、相手の心理を、あるいは負ける者の気持ちを知る。 それらは、人としての成長や深みが出るために必要な何かがある。 という屁理屈。 とも取れるのですが、だ…

『夏井いつきの超カンタン俳句塾』

俳句の良いところ オープンエンド: 終わりがなく常にその先がある 花鳥風月、当たり前のことに気づき直す 発見や気づき→ドーパミン放出 3分3 (自由な分)ではなく音韻分(決まった形式)のため、脳が刺激される 自身の病や死も材料として客観視できる 発想を面…

『田辺聖子の人生あまから川柳』田辺聖子

大人の男、大人の女性、男女の川柳を多く掲載しつつ、それを解説しているち著書です。 関西弁って、いいですね。 そのバリエーションも含めて。

『韓国大統領はなぜ悲惨な末路をたどるのか?』

たしかに韓国の大統領はその任期を終えた後に、逮捕されたり自殺に追い込まれたり、散々な末路を辿っているなぁ、という印象はありました。 本書は各大統領のそんな経緯をまとめつつ、状況や理由も解説しています。 納得出来るわけでは無いのですが、韓国と…

『そして殺人者は野に放たれる』日垣隆

人を殺めているのにも関わらず、罪に問われない場合があります。 それは精神疾患により一定の責任能力が無い、 とされた場合です。 しかも恐ろしいことに、現在の日本ではそれらの精神疾患患者を完全に治療出来ないままに、また社会に戻しているというのです…

『世界の本屋さんめぐり』

本屋さん。 変わった本屋さんと言えば、ビレバンがまず頭に浮かびます。 遊べる本屋さん、というキャッチフレーズだったはずです。 それも良いのですが、チェーン店で無ければ、さらにオリジナリティが出せます。 また、海外となると、感覚や文化が違うので…

『ニャンでかな?』服部幸

猫専門の動物医である著者。 その豊富な経験と知識を生かして、一般的には分かりにくい猫の生態や行動を、それぞれ解説しています。 実際のところは猫にしかわからないのかも知れませんが、「そうそうそう!」と、楽しくなる部分は多いのでは無いでしょうか。

『旅の窓』沢木耕太郎

ルポルタージュの大家である著者が、自ら旅をして出会った風景や人物を写真に納め、それに文章をつけたのが本書です。 人によっては写真に撮らないであろう風景。 会ってすぐに笑顔を向ける異国の人。 そして、添えられた文章を読むと、著者の好奇心や注意力…

『だまし犯罪百科』間川清

世の中には数多の詐欺や泥棒などの犯罪があります。 それらは、我々一般市民でも容易に引き込まれ得る、身近なものです。 人々の射幸心、不安感、欲望、ときとしては親切心にまで、実に巧妙につけ込んで来ます。 そのため、どれだけ気をつけてもそれに越した…

『旅する力 深夜特急ノート』沢木耕太郎

発表された当時、多くの若者たちを海外への旅へ駆り立てたという問題作『深夜特急』。 本書は、その作者がそれを書くまで経緯などを書いている、補足本とでというべきものです。 学生時代に一人旅を成し遂げたエピソードには凄いと感じたり、でもすんなり最…

『ハムレット』シェイクスピア

シェイクスピアが作った有名な劇の一つである、ハムレット。 本作はその文庫版です。 デンマーク王子のハムレットが主人公。 その父である王が急死して、残された王妃を娶りつつ王の弟が王位につきます。 夜な夜なお城に出る幽霊は、自らの正体は殺された前…

『李さん一家 海辺の叙景』つげ義春

どこか不思議な感じのする、昭和に生きる様々な人々の生き方を描いた短編集の漫画です。 巻末にそれぞれの作品に対しての解説と作者の感想が収められています。 そこには著者の苦悩や迷いがありありと見て取れるのですが、そうした目でそれぞれの作品を読む…

『時代小説集 天の巻』星新一

ショートショートのまさに名手である、星新一氏の中編集です。 それも時代物。 短いものはたくさん読んだことがありますが、長いものはほぼありません。 それでも、やはり著者の癖でしょうか。 短編のような気持ちで読み進められます。 変な粘度が無いのか、…

『美味しい台湾食べ歩きの達人』

台湾はかなり日本に近くて行きやすい国です。 そして親日国と言われています。 そこで著者が食べ歩いたお店とメニューを、写真つきで紹介しています。 実はとても近いこともあり旅行費も高く無いので、行こうと思えばすぐ行けるのですよね。 現在は、中国の…

『ベストセラーに学ぶ最強の教養』佐藤優

様々なベストセラーを引用しつつ、著者が解説している著書です。 現代における知の巨人とも言われる著者の解説は、とてもためになります。 中には自分で読んだ本も出てきますが、これを読んで初めて気づくこともたくさんありました。 そして、また原著が読み…

『頭のいい子に育つ 育脳レシピ』

なるほど、食べ物によっても脳を育てること、頭を良くすることは可能なのですね、 実はこの本、小学生の娘が母親にプレゼントした本なのです。 しっかりしていると言うかなんというか。 頭がいいと言ってよいのか、難しいです。

『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』若林正恭

お笑いコンビであるオードリーのツッコミ担当、若林正恭氏が著者です。 キューバに一人で旅行する顛末を書いた著書ですが、ただの旅行記ではありません。 色々な思考が入り込んで来て、とても興味深く読めます。 最後に父親の死と意思が出てきて、物語は収束…

『破戒』島崎藤村

戒律を破ることを破戒と言います。 本書では、主人公が自らに立てた戒律を破るまでと、そこからが書いてあります。 その戒律とは、被差別部落民である自らの出自を隠して生きることです。 現代ではかなり減っているようですが、当時のこの地域ではかなり色濃…

『はたらく細胞』

漫画やアニメになっている『はたらく細胞』のキャラクター図鑑です。 本書はその中で、各種の病原体を多数紹介しています。 小学生の娘が夢中になって読んでいます。 楽しくてためになる、素晴らしい本です。