夫婦の姿を描いたマンガです。 特別な事はない日常を、ゆっくりとした作者のリズムで過ごしている様子が伝わります。 『夫婦は他人』 というタイトルは、ともすると冷たい印象を受けますが、そうではないのですよね。 親しき仲にも礼儀あり、ということのよ…
ガーシー。 暴露系ユーチューバーになり、議員になり、懲役囚になり。 これらのどこかで、見たり聞いたりした人は、結構多いのではないでしょうか。 本書では、ドバイに住むガーシーとその一味を、集まるところから捕まる手前までを追っています。 母親や近…
今週のお題「大人になってから克服したもの」 やりたくない事がたくさんありました。 子どもの頃は、特に。 カリフラワーやブロッコリーを食べること。 音楽の授業。 運動会の行進練習。 朝礼。 習い事のために友達と遊べないこと。 大人になった今でも、嫌…
久しぶりにクイズ本を手に取りました。 丁度良いんですよね、こういうの。 一問一答のクイズ集です。 大人になると、とかく柔軟な発送をしなくなりがちです。 ほぼルーチンで回ってる、みたいな。 そこを変えてくれるのは、普段と異なる思考を働かせることだ…
説教はいやです。 特におじさんによる説教なんて、目も当てられません。 しかしそれが面と向かってではなく、第三者としての視点で見ると、結構面白いものですね。 タイトルで心構えが出来ていたのも、良かったのかも知れません。
ピラミッドやスフィンクスの大きさがどれくらいか? 普通は知りませんよね。 知っていたとしても数字としてで、具体的なイメージは難しいのではないでしょうか。 そこを本書は、ビジュアルとして形や大きさを示してくれています。 だから、目の前にあるよう…
今週のお題「大人になってから克服したもの」 タバコを吸うようになりました。 お酒を飲むようになりました。 公営のギャンブルをするようになりました。 これらは法律上、大人にならないと出来ないことです。 妻が出来て子どもが生まれました。 タバコをや…
世界史は現在の世界情勢を考えるのに、必須です。 なぜその宗教は、宗派は、民族は、国家は、そんな主義主張をするのか。 それは歴史を踏まえなければ、到底理解できようはずがありません。 本書は佐藤優氏と池上彰氏の対談形式で、その辺りを解き明かしてい…
人間力、という言葉が頭に浮かびました。 軍人は特殊な職業だと思います。 いつ死んでもおかしく無い。 それは、他の人たちもそうなのですけど、より死に近い分、常にそれを意識しているはずです。 場合によっては偉くなると、そうそう死ぬような目には合わ…
森で過ごす大人の女性が主人公です。 正確には、森の近くというか中の家で暮らしています。 そして旦那さんと出会い、男の子が出来て、現在は小学生です。 何と無く今まで著者が書いた主人公は、考え方がみんな似ているな、と思っていました。 本書も似てい…
アガサ・クリスティ著 『オリエント急行殺人事件』 とても有名ですよね。 名探偵のポワロが主人公です。 それを日本語と中国語で書いてあるのが、本書です。 中国語の勉強というわけです。 実は自身でオリエント急行殺人事件を読むのは、今回が初めてです。 …
靖国神社がなぜそこまで問題というか、話題にされるのか? マスコミの報道では、よくわかりません。 実は、彼らも恐らくわかっていないのだろうな、と本書を読んで思いました。 外国人は、さらにわかっていないでしょうね。 日本人の宗教感が、本当の意味で…
戦争に負けた時点で国が消えたと、14歳で感じた キリスト教国が長崎で爆弾を落とした 浦上天主堂の上で炸裂した 著者自身も含めて、あの戦争をよく知らない ユダヤ人を匿ったオランダ人は約二万人いた 憲法改正を党の目的としている自民党員の著者 → 戦争で…
今週のお題「好きな小説」 動画よりも本が好きです。 特に理由はありませんけど。 確か脳の特徴により、どちらかが好きか分かれると聞いた気がするけど、忘れました。 いずれにせよ、大体活字を選びます。 たまにドラマや映画など、小説が原作の物語から作ら…
著者はカウンセラーです。 精神にかかった負荷により、日常生活に支障をきたしてしまったクライアントを、通常の生活が送れるようにするのが仕事です。 本書は、具体的なケースを示しつつ、その治療や反応を解説してくれています。 本人さえも自覚していない…
パリサイ派とサドカイ派 マナ 十戒 マグダラのマリア 我々が聖書を読む時に、意味が正確にはわからない言葉はたくさんあります。 その訳によっては、解説が丁寧についているのですけど。 本書は、そんな言葉を丁寧な解説で解き明かしてくれています。 色んな…
幸福論を考えるときに、避けては通れないのが瞑想です。 まあ、わたしの場合は、かも知れませんけど。 古今東西で幸せという物があるとしたら、やはりそれは物質的なものではあり得ないでしょう。 境遇でも身体でもないはずです。 だとしたら、やはり精神的…
統合失調症 鬱病 双極性障害 てんかん 依存症 こころの病はたくさんありますね。 文学にもなっています。 社会とも密接に関わりがあります。 だから文化になるのでしょう。 その人たちの辛さを知る。 医師や患者さんやその家族に向けた内容なのでしょうけど…
戦争は本当にダメです。 殺人や暴力がダメなのと、理由は同じです。 マンガは時として、我々の想像力を超える絵で、その場面を描写します。 絶望も、静けさも、残酷さも。 絶対に平和は守らなければならないと、再認識させられました。
入江慎也氏や宮迫博之氏やロンブー亮氏の闇営業問題が、以前取り沙汰されました。 それらに対して、また他のことに対しても、著者が言いたいことをストレートに言ってくれます。 今になって思うと、変な事件でしたよね。 社長も変でした。
著者はドイツ人の外交官です。 時代は20世紀初め、場所は日本。 祖国からやってきた著者は、東洋的というか日本的なものをせっかくだから身につけたいと、弓道を習います。 そこに禅やタイトルでもある無我と無私を求めて。 当時の、もしかしたら今でも大部…
今週のお題「お米買えた?」 人はパンのみによって生きるにあらず 私たち日本人はお米をよく食べるけど、無くても生きていける。 しかも、お金はある。 飲食店では、普通に出てくる。 いずれは間違いなく解消される。 あさましいことは、我々はしないでおこ…
いい小説が書きたい、でも長ったらしくて面倒 面白い小説や映画は こんなこと言ってもいいんだ、とか こんな事してもいいんだ、と気づかせる 蛙化現象:好きな人に好かれたら、相手を嫌いになる 私は本当は男なんてどうでも良いのよ、お金が欲しくてたまらな…
人は大したことないな そんな風に思わせてくれる、とても勇気をもらえる本です。 厳しい顔をした文豪。 受験勉強でタイトルと著者名だけ覚えた文豪。 勝手に品行方正なすごい人だとイメージしていたけど、全然違った一面があったのですね! とにかくぶっ飛ん…
色んなマンガがあるのですね。 小さい頃からわりと読んでいた方だと思うのですが、こんなに色んなジャンルで、笑えたり学べたり、泣けたり。 きっとマンガは歴史を伝えていくのに重要なツールとなるのでしょうね。
禅語は難しい、むしろ意味がわからなくしているところに意義があるのでは無いか? そんな風に感じるほど、わけがわからないものがあります。 それを高僧が解説してくれているのが、本書です。 結局は、全て同じことを言っている。 全ては同じところに到達す…
著者は中年で病院を受診して、発達障害の診断を受けました。 そんな著者の頭というか脳はどうなっているのか? 作家である著者だからか、医学的ではなく文学やエッセイのように書いているので、とても面白く読めます。 著者の体験などがとてもリアルで、発達…
キツイけど稼げる職業。 デコトラやトラック野郎、というイメージは流石に古いかも知れませんが。 今のトラックドライバーは、そんなに恵まれた環境には無いようです。 国の規制により、人手は足りず稼げずキツくてツラいという、かなり過酷な職業となってし…
ウチの犬は三本足で生活しています。 右後ろ足はあるけど直角に内側に曲がっていて使えない状態で、常にケンケンしているような歩き方をしています。 どうしてそのような足になったのか、私たち家族は知りません。 保護犬として迎えたとき、さらにはボランテ…
お笑いの芸人さんたちが、各々の創作であったりエッセイであったり大喜利であったりと、様々な文章を書いている雑誌です。 喋るのが主戦場の彼らが文章を書いたら、こうなるのですね。 書くのは、喋るよりやりやすい部分とそうで無い部分とがあるでしょう。 …