2023-01-01から1年間の記事一覧
ひなびた温泉。 ひなびたって、どういう意味でしたっけ? 裏寂しいような、こぢんまりとした。それでいて味のあるような。 何と無くそんなイメージがあります。 本書は、そのひなびた、の答えをがっつり教えてくれます。 あぁ、なるほどひなびているね! そ…
時代劇を見ていて、そう言えばこの時代だと本当はお歯黒しているはずだよな、と思ったり。 本当にこんな言葉遣いしていたの?と思ったり。 全く同じようにコピーするのは、色々あって難しいのはわかります。 だから時代考証をして、視聴者に見てもらえるもの…
映画とテレビが人気を分け合うようになってきた頃。 銀幕のスターになろうかという銀ちゃん。 大部屋俳優で銀ちゃんに心酔しているヤス。 元女優で銀ちゃんの子を身籠った小夏。 三者の倒錯した人間関係で、物語は進みます。 みんな役者だからか、どこかでそ…
名湯 とても有名な所もあれば、知る人ぞ知る、という所もあります。 そしてへんな名湯となれば、まさにそれが好きな人しか知らない、ということになります。 本書では、場所であったり、湯の色や質であったり、給湯口であったりと、とにかくどこかへんなまあ…
めちゃくちゃ達筆。 それはある程度昔、筆がメインの時代に書かれたものであれば、大台言えると思います。 達筆すぎて読めない、と。 でももしかしたら、それは意外と身近かも知れません。 なぜならそれらは、多くの庶民も読めていた文章のはずなのだから。 …
他者を救済するときに、私はどのような心境なのか? そしてその他者はどういう心境なのか? 通常はそこまで考えずに、他者を助けるという行為をするはずです。 しかし自身に驕りはないか、他者は不快ではないか、そんなことを考えなければなりません。 ある…
孤独 それを 孤高 として楽しめるのなら良いのですけど…。 人は一人で生きることは出来ません。 その証拠、とも言えるようなデータがあり、孤独な人はそうでない人よりも、平均寿命が短いのだそうです。 様々な集まりやサークルや連れ合いとの関係。 日本の…
日本語。 とても難しい言語だと言われていますよね。 あとはギリシャ語とか。 本書はその日本語の通、という実は中々チャレンジングなお話です。 一般的な日本人は、自分は日本語通だと思っているはずです。 だって自分が毎日日本語を話しているのですものね…
恐らく多くの人には残念なことに、習近平の三期目政権が誕生しました。 その容姿から、くまのプーさんと揶揄されることもありますが、とんでもない。 恐ろしく肥大した自我や権力に固執した、最早モンスターと化した独裁者、と言ったら過言でしょうか? そし…
庶民派、と言っても良い森永卓郎氏の著書です。 やらなければならない。 そう思い込んでいるけど、やめても良いことは実はたくさんあるのですよね。 ほとんど全てのことは、やらなくても良い、と言っても過言ではないという考え方もあります。 まあ、何と言…
フィジカルが突出しているわけでは無く。 超人的なシュート力があるわけでは無く。 圧倒的なドリブルで相手を抜けるわけでも無い。 それでも素晴らしいプレーをするにはどうしたら良いか? その場での状況を判断して、素早く的確な選択をして、ミスなく最適…
キャプテン・キッド 黒髭 バーソロミュー ロロノア などなど。 これらは全て、実在の海賊だったのです。 船医 船大工 航海士 コック 船長 これらも、実際の海賊船に無くてはならないメンバーでした。 無人島置き去りの刑 相手の船に乗り込んでの戦い などな…
若い人たちは国にとって大事です。 生物としても、ここが生き生きと活動して増えてもらうのが、自然です。 それなのに戦争当時の日本は、ついに学生まで戦争に駆り出すことにしました。 出陣という勇ましげな言葉でジリ貧の戦局を糊塗して、多くの若者が命を…
大学院に行き、研究をずっとしてきた著者。 本当に素晴らしいことなのですが、こういう人にあまり就職口が無いのが日本の現状です。 それでも研究を続けたい。 そこで著者はアフリカで研究を続ける、という道を選びます。 言語も通じず、明らかな未来も決ま…
怖い絵シリーズの一冊です。 昔は写真が無かったので、あることを伝えるのに絵画が使われることが多くありました。 ニュースの伝わり方にも関わるので、意図的に描かれたものも多くあったようです。 本書では、その歴史的な出来事の恐ろしさもさることながら…
本を読む →著者の考えを辿ること、さらに自分でも考えてみることが大切 誰かの意見を、さも自分が考えたように語る大人は多い 自らの過ちを認める! 話し合う時は、前提の条件を具体的にはっきりとさせからにする 戦争で領地を取っても、そこを自国民でうめ…
『苦海浄土』などの著者である、石牟礼道子氏についての著書です。 自然が豊かな水俣という土地に住み、そこが公害により人も土地も苦しめられてしまう。 それを文学として、ルポとして、事実として、人間や自然として、表現した著者。 その作品や人柄に触れ…
キリスト教には、様々な聖人と呼ばれる人々がいます。 多くの人々のために、キリスト教のために、偉大な功績を残した場合、守護聖人として認定されることがあります。 本書では、とても有名な人もそこまででは無い人も、合わせて10人の聖人が紹介されていま…
まずは表紙の絵! すごいです。 元々少年の頃から三国志は好きで、読んだりゲームをしたりと、堪能してきました。 本書はそんな三国志に登場する人々の、ろくでもない話をたくさん紹介しています。 著名な人からそうでもない人まで、実に多くの人が出てきま…
本当にうまい選手は相手に触られない 相手DFの動きの逆をつく 必要! パスの受け手はスペースではなく人を探す 最も初歩はDFを動かしてしまう DFが動いていたら、受け手は外す動作なしで、パスを通せる 何でも出来る場所にボールを静止させる この止めるが…
攘夷:外国を排除すること それで薩英戦争、下関戦争が起きた これにより、日本が負けて植民地にされるという危機感が強く持たれた ペリーのアメリカは鯨油をとるために日本近海まできていた 第一次大戦で日本は18隻の軍艦を出した 戦死者59人 国際連盟で日本…
著者は戦後にうまれた世代で、日本の戦争について知りたがっている娘を持ちます。 そのためか、本書では度々娘に対して語りかけるような場面が出てきます。 戦争についての資料はとても多くあります。 しかし、統一された見解や完全な真実というのが明らかに…
日本書紀について解説している入門書です。 実際の日本書紀は、ものすごい文書量でとても普通の人が読み通すのに骨の折れるものです。 神話の部分もありますが、日本書紀は日本の正統な歴史書として編纂されたと、本書は伝えます。 それも日本国内だけでは無…
絵が様々な表現方法があり、目的やテーマやその他もろもろが、どれも違います。 だから、それぞれに見かたがあるのです。 何も知らずに見るのも正しいですが、見かたを知っていると、それはそれで楽しみが増えます。 気づく点も増えるかも知れません。 ひょ…
中国人、それも犯罪を犯すような人物は、それこそ海千山千と言っても過言ではないでしょう。 本書では、そんな人々を相手に警察通訳として働いていた著者により、中国人の入国から犯罪の手口を赤裸々に書いています。 いや、みんな大変なのですよね。 でも、…
絶対という言葉は、なかなか簡単には使えないはずです。 だがしかし、本書をめくるとそれは良い意味で覆されます。 怖いのです。 本書は写真集と言って良いでしょう。 その写真がどれもとにかく怖い。 様々でな外国のスポットを紹介しているのですが、それぞ…
出家したい! 実は少しだけ、そんな願望があるのです。 それでもやはり社会的なしがらみか、単にやる気の欠如か、実行には移せずに今に至っています。 じゃあ、1日だけ。 そんなことが実際に出来るのか? 出来るんです。 それが宿坊に泊まるという方法です。…
切腹、海外的にいうとハラキリは、なぜ行われたのか? 当たり前ですが、このような風習は世界的にも珍しいようです。 現代の日本でも自殺方法として選ばれることは実に稀です。 いや、そもそも単純な自殺でも無いのですけども。 腹を切るという行為がなんな…
主人公はサイタマという、ヒーローです。 本書はそのマンガのシリーズ第一巻。 サイタマがなぜヒーローを志して、どのようにしてヒーローになったか。 その断片と実際の彼の強さが衝撃的に描かれています。 やはりまずは一巻から、ですよね。
今週のお題「何して遊ぶ?」 人は遊びをするために生まれたのだとか。 遊ぶって、大人になったら中々言わないですよね。 私自身は、最近遊んでいるんだろうか? 冗談を言ったりふざけたりを含めるのであれば、職場でもほとんど遊んでいるようなものではある…