愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『正法眼蔵』道元 ひろさちや

哲学:言葉で真理を説明する営み

 

人には元々仏性があるはず

なぜ仏になる修行が必要なのか

 

身心脱落:あらゆる自我意識を捨て去ること

角砂糖が湯に溶けるような

自分が悟りの世界に溶ける

迷いも悟りもない

仏も衆生もない

目の前には、ただあるがままの世界

 

蜘蛛の糸を登っている

その部分が仏の世界

 

迷いはあると受け入れれば、迷わない

わからないと分かることが悟り

 

なりきれ!

 

花にも月にも、今一つの光色おもいかさねず

 

いま目の前にいるその人をしっかり拝みなさい

相手をそのまま肯定する

 

努力と悟りは無関係

ある時突然やってくる

 

迷う時は迷えばよい

 

政治権力や民衆に迎合すると、正伝の仏教が歪む

 

全て存在は仏性

全宇宙が仏性

 

時間は常に現在の積み重ね

 

悪いことをしないのではない、自然としなくなる

 

むさぼらない

 

大きな世界で見れば、自分も他人もない

 

相手と自分は同じ人間

 

分別するな

同じものを別の見方で捉えただけ

 

今、ここ、わたし

 

迷いを払うのではなく、迷いを分別する自意識を払う

 

世界にはあちらもこちらもない

 

方便 🟰 近づく

 

いはゆる仏向上事というは、仏にいたりて、すすみて、さらに仏を見るなり

 

坐禅は修行にあらず、仏を楽しむこと