愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『裸の坊様』ネルケ無方

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欧米ではたいてい神学教師による宗教の時間がある

 

科学信仰、経済信仰が日本では根強い

 

知恵の樹と生命の樹があった

それらにふれてはいけない

→遺伝子に触れてはいけない

 

ファウスト』と『魔弾の射手』はドイツ人はみな読んでいる

 

キリスト教は、イエスを知らなければ救われない、という不条理な考え

 

自分で納得したことを実践するのが仏教

不条理だから信じるのがキリスト教

 

仏性は空気

扇を使い風にしてこそ表れる

 

出征したり戦死した僧侶もたくさんいた

 

生きるのに必要なことをただするのが、修行

 

坐禅をしながら死んでもよい、という覚悟

 

本気で修行しよう、このまま死んでもよいと思えれば、頑張らなくとも修行が自然に楽になる

 

家庭の心配をするのも修行

 

修行をしようとし始めたのは自分、その成果を問われるのも自分

 

人生にも修行にも答えはない

それでずっと問われ続けるからこそ良い

 

悟ったとウソをついてはいけない

ただし、本人にその自覚もない

 

忘我

全てを認識しつつ、今になり切る

 

早く

静かに

正確に

 

苦:ドゥッカ

現実は自分に都合よく、思い通りにならない