古い和語に「たまかぎる」というものがある
玉が仄かに輝く
ゆかしい光、ダイヤより真珠のような、漆の艶の特徴でもある
天からみれば、全ては等しい
主観はあてにならない
自分の勝手な理由で可否を決めがち
我がでたら、もう自然ではない
脳はそれぞれの体験や思い込みを記憶している
そして、それを元に判断してしまう
効率を追い求めるのは、恥ずかしい
聖人は愚鈍
中国禅の開祖はインド人の達磨
禅が広がる時に、農耕などの労働が解禁された
そのかわりとして、肉や魚を食べないことにした
坐忘
五感、我を忘れて肉体から離れ、全てと一体になること
為合
しあわせ、天が為すことに合わせるしかない
仕合
しあわせ、相手に人が合わせる
脳科学では人間には主体性はない、とされている
何者にも左右されない全くの自由な意思はない
変化に対処することで得られる楽しみ
儒教:目標や計画を重視
荘子・禅:今だけに集中
明日できることは今日やらない
不測に立ちて無有に遊ぶ
考えるな、感じろ
無意識がベスト
それには反復練習
自らよりも、自ずから
分別、感情、好き嫌いには流されない
やがて死ぬ けしきは見えず 蝉の声
車の運転ができるように、悟りもなれたら現れる
天から見れば全ては釣り合っている
その高さから見れば区別も対立もない
天地の間、この空間全てが棺桶
身体の感覚が中心に集まり、理性がうすれ、周囲に溶け込む感覚
移り変わる、死ぬ、枯れるのに、原因や目的はない
自分らしく
自主的
自発的
これらは自己の欲望に従っているだけ
対をなすものは、どちらも肯定可能
すべての人や生き物には、その視点がある
自分の視点もわそれらの一つに過ぎない
理性を習慣化する
無意識に自然にできるようになる