愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『日本兵捕虜は何をしゃべったか』

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日本兵は捕虜になることを、とてつもない恥とされました。

それ以前に、捕まると物凄く酷い目にあうなどと教えられ、自決を選ぶ人たちもいたようです。

それでも、やはり捕虜になる人は皆無とはいかず、それをとっかかりとして日本軍の情報が漏れて、米軍に有利な状況にどんどんなってしまいました。

それらは、しっかりと記録されています。

表には出てこないものもあるようですけど。

 

全員が立派な人だけではなかったようです。

また、一貫して素晴らしい振る舞いを続けるのも、やはり難しいかも知れません。

捕虜になった人たちは、皆それぞれに思う事はあったのでしょう。

とても無念だったはずです。

それを考えると、これらの記録は、涙なしでは読めないものとなるのかも知れませんね。