愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

商店会長としての初仕事

商店会長としての初めての仕事が入りました。

スーツケースを2年間保管すると言うものです。

f:id:kazuyoshisan:20180418220236j:image

 前会長から引き継ぎをされたのですが、ご覧の通り怪しい代物です。

中身はなんですか、と聞いてみたら「書類です」しかもたいした物では無いというお言葉。

なんとも不思議な気持ちで中をあらためてみました。

そうすると、15年前の領収書や10年前の会議の出欠表など、いらない書類しかありませんでした。

あと、なぜかホッチキスが入っていました。

芯は切れていました。

世の中にはよくわからない仕事があると聞いていましたが、正にこういうものなんだろうなぁと思いました。

データにして書類は全て処分していいですか?とお伺いしたところ、会員の皆様に会議でおはかりしなければいけないとの事でした。

拳銃や薬物など違法なものが入っていそうな雰囲気で、なんだか清々しい物ではありません。

次は楽しい仕事があると良いのですが、先が思いやられます。

犬や猫を何と呼んだら良いかという話

動物病院で働いていると様々な動物が連れて来られます。

そして犬、猫、兎、ハムスター、鳥、などです。

かなりの愛情を持って大切にしている方は多いです。

どれくらい大切にしているかと言うと、「ウチの○○ちゃんは、犬では無いんです」とか、「人の言葉を完全に理解しています」とか、目に入れても痛くない様子です。

子育てが終わっている方はしばしば「実の我が子よりも可愛いです」などとおっしゃいます。

そんな方々とお話しする際には、間違っても犬、猫と言ってはいけません。

では、何と言うのが正解なのでしょうか。

実は私も未だに正解が見つけられてはいません。

以下に既存の呼び方をあげて見ます。

 

①ペット(愛玩動物

 何となく玩具に通じるものがある気がして、気が引けてしまいます

②コンパニオンアニル(伴侶動物)

 ①よりも良くなった気がします。伴侶ですから。

 しかし、「コンパニオン」が昔の社員旅行の宴会を彷彿とさせ使いにくいです。

③愛○○(愛犬、愛猫、ラブバードなど)

 鳥に対してラブバードという響きはとても気に入っています。なんか可愛くて。

 まぁ、実際に使う機会はないのですけどね。口に出すのは少し恥ずかしいです。

 愛○○はどんな動物でも問題なく使えそうです。

 愛犬、愛猫、愛鳥、愛人・・・。

 

そんなわけで、チョコちゃん、とかミントちゃん、と固有名詞で呼んでいます。

通名詞で呼ぶ場面では、この子と呼ぶようにもしています。

しかし、もっとしっくりくる呼び方があればそうしたいな、とたまに考える事があります。

何弁当にするべきか、それが問題だ

日々の昼食は近所のスーパーで売っているお弁当を食べています。

 

から揚げ弁当

肉みそ炒め弁当

茸ご飯弁当

海鮮チラシ丼

ミニ天丼

三元豚カツ重

 

これにカレーフェアの曜日は

キーマカレー

ポークカレー

 

黒豚カツサンドも魅力的ですが、お値段が・・・。

ブリ照り焼きも筍ご飯弁当も美味しいのですが、お値段が・・・。

本当に美味しいのですけどね。

スーパーのコンセプトが少し私の感覚よりも高級志向なのです。

本当に美味しいのですけど、毎日贅沢して良いのかと思ってしまうのです。

そしてたまに山田うどんへ!

リーダーの種類は四つ

最近読んだ書籍にリーダーには4種類ある、という事が書かれていました。

やる気と能力の有る無しによって分類しています。

さて、一番駄目なリーダーはどんなタイプでしょうか?

とっさに思いつくのは「やる気も能力も無いリーダー」ですよね。

その本の答えはこうでした。

 

「やる気があって能力が無いリーダー」

 

納得してしまいました。

理由は、私が現在関わっているプロジェクトのリーダーが、正にこのタイプだったからです。

こんなリーダーの元からは出来るだけ早く逃げろ!と書かれていました。

でも、とてもやりたいプロジェクトなのですよね。

なるべくリーダーと関わらないように引き続頑張ろう!と思えました。

少し気持ちが軽くなって良かったです。

 

 

新年度からの仕事たち

新年度になりました。

動物病院は四月からが忙しくなる傾向にあります。

そんな中で新たな仕事をする事になりました。

①商店会の会長

②獣医師会の庶務

どちらも立候補はしていません。

出来ればやりたくない仕事、と言って良いかも知れません。

が、折角やるからには何かを得られるはずなので、楽しんでやるつもりです。

 

好きな事をして生きて行くのは難しいのかも知れない

「好きな事をして生きて行こう」と言っている人が増えて行っています。

しかし今の社会では、生活のために、という理由で仕事をしている人が多いのではないでしょうか。

本当はずっと絵を書いていたいけど、事務職をやっているとか。

写真を撮っていたいけど、求人情報誌を作る仕事をしているとか。

 

「芸人迷子」という本を読みました。

ハリガネロックという漫才コンビ解散に至るまでの話で、著者が当事者です。

良い漫才をしよう、生き残ろう、売れよう、そのために懸命にあがいている姿が描かれています。

本当にその仕事が好きで、最大限の努力をして、それなのに思うようにならないもどかしさ。

売れなければその仕事を続けていけなくなるという焦燥感。

読んでいて胸が苦しくなりました。

ある意味仕事に片思いをしているような切なさです。

 

私は自分で選んだ好きな仕事で生活出来ています。

全てが理想的で何の不自由も無い、というわけではありませんが。

それでも恵まれているんだという気持ちを忘れずに、毎日働いて行こうと思いました。

自営業の老後

自営業です。

ブログのタイトルに小企業の社長と書いてありますが、要は自営業なのですよね。

しばらく前に本屋さんで「自営業の老後」という本を発見して読みました。

物書きの著者自身のお話です。

 

主人公は、徐々に仕事が減って行っている事に気付きます。

そして、これからの生活に不安を覚えます。

自分の老後は大丈夫なんだろうか、と。

そんな時に表題の本を書くという仕事が入ります。

それも、様々な人から老後対策のアドバイスをもらうという、一石二鳥のお話です。

老後を迎える前に死にたいと願う日々だった主人公。

とても身につまされます。

 

結論

・年金加入と付加年金加入は必須

・小規模共済   ◎

確定拠出年金  ◎

・積立投資信託  〇

・貯蓄型生命保険 〇

 

主人公である著者が、本の終わりでは老後の安心を手にしていました。

自営業で対策を完全にしていない方は必読です。

漠然とした老後の不安がかなり軽くなります。

もし著者のように「老後を迎える前に50歳くらいで死にたい」なんて考えていうような人は、きっと救われると思います。