今週のお題「赤いもの」
ヘミングウェイの小説を原題にした物語が、TVで流れていました。
主人公の老マタドールが真紅のマントで闘牛をする姿は、鮮やかで目を引きました。
赤の広場、中国の国旗などは、共産主義を強烈に思い起こさせます。
太陽の色は黄色とかオレンジ色と表現される国が、世界では多いです。
しかし日本では太陽は真っ赤に燃えています。
サッカーの世界では、多くのチームでそのカラーに赤が使われています。
全て同じ赤だけど、それぞれイメージがちがいます。
さらに付け加えると、赤自体も色が濃かったり薄かったり、他の色に近かったりとまちまちです。
だから人と話す時に「赤」というと、お互いのイメージが異なっている場合があります。
同じ単語を使って話しているのに、意味が違うのでお互いの理解が離れていってしまう。
もっと酷いと、それに気づかずに話が済んでしまうことさえあります。
あるいは人同士は、そのコミュニケーションは、そんなものなのかも知れないのですけど。