愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『エリザベス女王』石井美樹子 高瀬直子

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イギリスの繁栄を築いた、エリザベス女王のお話です。

 

エリザベス一世イングランド国王の娘として生まれます。

当時のイギリス島は、イングランドウェールズに分かれていました。

母親違いで年の離れた姉がいて、後に弟も生まれます。

そのため、女王になる可能性はそれほど高くありません。

しかし、姉は王位につきますが、やがて亡くなります。

弟も同様で、エリザベス女王が誕生することになります。

 

王位についたら、国を背負って立たなければならないので、様々な困難が降りかかります。

その中の1つに結婚があります。

色々な国の王族から求婚されますが、エリザベス女王は首を縦に振りません。

女王の結婚は、外交上かなり重要な意味を持ちます。

なかなか決め切れなかったのか、それとも外交のカードとして使ったのか。

 

イギリスのために相当な努力をした女王です。

私はイギリスと結婚した、と言って、結局最後まで独身でした。