愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『大阪アホ文化』

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大阪には、何回か行ったことがあります。

外国のようだと言われることがありますが、分かります。

アホかどうかは分かりませんが、標準的な日本では無いような気がします。

本書は、それを様々な文化を紹介することにより、解き明かしてくれます。

 

値切る。

何があっても、必ず値切るそうです。

もし値切る事が出来なければ、何かしらのおまけをつけてもらおうとします。

 

ソース。

たこ焼きやお好み焼きは、ソースを、つけて食べます。

一杯飲み屋は串カツなので、これもソース。

さらには天ぷらや目玉焼きにも、ソースをかけるという徹底ぶりです。

 

様々な面で、特色と言えることが多いです。

商人が多く、武士がほとんどいなかった事などに、その理由の一端がある、とも言われています。

大阪人や大阪そのものを理解する、その一助になる一冊です。