愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『陰陽師 安倍晴明』志村有弘

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昔の日本には、陰陽師というものがありました。

呪いで人を病気にさせたり、殺したり。

はたまたそれを助けたり。

地面の下に埋めた人形を相手が跨いだら、もはや相手は術にかかってしまう。

護摩を焚いたり、調伏したり。

 

現代から見ると科学的ではないから信じられない、という見方もあるでしょう。

しかし、平将門首塚菅原道真の祟りなどの話は、未だに有名です。

きっと日本人の根底には、陰陽師が、安倍晴明が、あるのかもしれませんね。