愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『100分de名著 野火』大岡昇平

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ダンテの「新曲」(地獄編)を彷仏とさせる

 

補給路を断ち兵糧攻めにするのが戦争の常識

友軍からも補給隊が狙われることがある

 

人生最後と言う予感

もう二度とここを歩かないだろうと言う実感=デジャヴの正反対

 

自分を突き離してみる

 

ユーモアと知性は生き延びるために必要不可欠

 

内面的な拠り所を持つ

 

「塩」は歴史上、最古のお金とも言える

 

捕虜になるのは恥だと言う信念で、自決したり絶望的な戦闘を続けた農民兵たちがいる

 →その人たちへの罪悪感

 

ヤマビルに血を吸われ、それを食べる

草と塩とで何とか生き延びる

 

1つの硬直の進んでいない死体を見て、食べたいと思った

 

戦後の帰還兵たちは人肉食を扱う話題については口を閉ざした

俺が死んだら、ここを食べてもいいよ

 

普段食べてきた、草や木や動物、それらは死んだ人間よりも食べてはいけないものだった

それらは生きているからである

 

ベジタリアン<ヴィーガン<フルータリアン

 

戦場で突然敵と相対したら、殺すの躊躇する

 

戦争をしようとする人が、まさに「平和ボケ」である