やまゆり園という障害者施設で19人死亡、26人負傷という、恐ろしい大量殺傷事件がありました。
犯人は植松聖という26歳の元職員です。
犯行動機は障害者が生きていない方が良いという、自身の考え方を妄信したものです。
犯行前に衆議院公邸に提出した手紙の内容などを見ると、とても正常な思考が出来ていた状態だとは思えません。
それでも裁判では責任能力があると判断されたので、やはりそれくらいの思考能力はあったのだと考えるのが妥当なのでしょう。
人が自分を正しいと思うことの危険性が、とてもよく分かりました。