愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『うつ時々、躁』海空るり

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双極性障害

以前は躁鬱病と呼ばれていたものです。

著者は大学で教鞭を取るような、とても優秀な人です。

それが病気により、難しくなってしまいます。

当初はうつ病かと判断されましたが、治って明るくなったのではなく、躁状態だったと。

その振れ幅は、脳も体も疲れるであろうことは想像に難くありません。

そして周りの人の苦労も。

それでも絶望せずに生きる著者には、本当にすごいと思わされます。