愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『酒乱の眼』風見豊

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酒乱。

一般的には、お酒を飲んでいる時に常軌を逸した振る舞いをする人を、そう呼びます。

しかし本書を読むと、それだけではない事がわかります。

お酒はその人の脳を蝕むため、飲んでいない時間さえも支配していくのだと。

著者の生い立ちには、とても困難な状況がありました。

だから、では無いですけど。

その分幸せになって欲しいと、切実に思いました。