愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『もしもあの動物と暮らしたら!?』小菅正夫

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旭山動物園の前園長が著者です。

動物園だから、というわけではなく、実は一般家庭でも法律的には飼育可能な動物は、意外にも結構います。

ただし、色々な手続きが必要であったり、運搬にも届出が必要であったり、食べ物が特殊であったり、多量に必要だったり、住まいのスペースがかなり広く必要だったり、高さも必要だったり。

まぁ、大変です。

当たり前なのですけどね。

 

ホッキョクグマ

放飼場とプールが必要。オスとメスは離す。

プールに突然魚を投げ込むと、飛び込んで捕る。退屈させない良い方法。

 

パンダ

犬と同様にクリッカーレーニングが効く。

可愛い仕草は、ひょっとしたら人により作られた物かも?

 

レッサーパンダ

絶滅危惧種。日本の動物園で多く飼育されている。自ら遊びを開発するので、道具を与えておくと良い。

 

チータ

走るための長いスペースを用意する。

 

ライオン

飼育可能。40〜60万円で入手できる。二枚の扉毎に3個ずつの鍵が必要。

 

意外にも飼育可能な動物が多いのに、感動を覚えました。

ただし、途中で飼育放棄は出来ません。

こころして飼わなければいけませんね。

私は飼えませんけど。