愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『昭和遺産 巡礼1703景へ、』平山雄

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昭和の雰囲気がすきで、各地のレトロなスポットを周っている著者。

それらスポットの写真と解説、さらにはそこの喫茶店の店主とのお話などを、これでもかと紹介しています。

人によっては、ただ古くさいと感じてしまうかも知れない、建物や看板や文字たち。

しかし、このように愛情を持って紹介されると、なんだかこちらも引き込まれていき、そのうちに昭和が好きになっている自分に気づきます。

表紙の怪しいネオンも、かなり良い味が出ています。

堅苦しくなく眺める本として、とても楽しめる一冊です。