愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『永遠平和のために』カント

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哲学者のカントによる、平和を手に入れるにはどうするのが良いかを考察した著書です。

現状では人類は永遠平和を手にしてはいません。

この著書が全世界のために書かれていると言えるのかは分かりませんが。

平和を手にするんだという決意。

確かにこれは絶対に必要でしょう。

そのための武力が必要だという主張も、現実を見たら間違いないようです。

本書を読むと、永世中立国であるスイスを思い浮かべました。

全ての国がそうなると良いとは限りませんが、スイスは一つの正解なのかも知れませんね。