愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『落語はこころの処方箋』立川談慶

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落語とは人間の業の肯定

 

落語は会話だけで成立している。

 

仏教の説法は人間の弱さを許して手を差し伸べる慈悲

→噺も一緒

 

噺家はふざけるのが商売

 

文化の笑い

 

江戸時代に政権が続いたのは、江戸っ子が金を使って経済を回していたから

 

YES or NO?と聞かれたら、日本人はorを選ぶ

 

江戸の町人にはほぼ納税の必要がなかった

お金をたくさん使えた

職人は凝った仕事ができた

 

無駄な仕事を教養する文化

 

現在は法も環境も整備されている

昔よりよい状況のはず

それなのに働くことが苦しくなっている

 

仕事は私情を挟んだ方が面白い

 

お互い様

他人や世間に迷惑をかけてもいいじゃない!

 

やせ我慢

電車で席を譲る

車の運転中、他の車に道を譲る

 

囃されたら踊れ

 

コスパ至上主義:お金よりも大事な、気概や恥を失わせる

 

人間はみんなドジ

人様に対してやさしくなれる