愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『東京を弄んだ男』

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石原慎太郎

彼は以前、都知事として活動していました。

一般的には、その特異なキャラクターで知られています。

 

本書は、在職中に行った事柄について多く言及しています。

また、それ以前の作家しての活動なども絡めて、本人の人物像に迫って行きます。

 

新宿浄化作戦

尖閣諸島の買収

などなど

 

印象に残る知事だったのは確かです。

著者は氏を中国の一人っ子政策で生まれた人たちを指す、小皇帝という言葉で揶揄しています。

奇しくも現在の東京都知事小池百合子氏で、女帝と言われることもあります。

そういう人物なのか、もしくはその地位がそうさせるのか?

非常に興味深い内容でした。