愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『100分de名著 こころ』夏目漱石 

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他者からの承認が欲しい、何かに当たっていきたい、手応えが欲しい

→でも勇気がなくて出来ない

 

個人の時代

→孤独の時代

 

死について書いた、デス・ノベル

 

自我の孤独、は明治になり新しくできた

→今日的な自死の始まり

 

高等遊民:高い教養を持ち、人品もしっかりしているのに、社会に出ず家にこもっている人たち

 

俗世に汚れない知性へのしたわしさ

 

浮世離れしたきれいさ

 

自分がこの人だ、と見込んだ人が、先生

 

そのような師弟関係は実の親子に等しい

 

いい先生は自分の血肉を若い人たちに分け与えたいという熱意をもつ

 

恋は罪悪です

 

もう取り返しがつかないという黒い光が、私の未来を貫き、一瞬で全生涯を照らした

 

卑怯 ↔️ 真面目

 

いつでも解消できる関係

→その分、誠実、緊張、真面目になる

 

個人は死ぬかが、類として永続する

→死は怖くない

 

読者は小説の主人公の生を受け取る