愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『宇宙には、だれかいますか?』

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宇宙飛人はいるのか?

それを、様々な宇宙に関わる仕事をしている人たちに、たくさん聞いてみた本です。

 

それにしても、実に多種多様な職業があることに、まず驚かされます。

そういえば町の工場でも、そこで無ければ作れない宇宙船の部品に携わっていたりするのですよね、

 

質問が面白いです。

宇宙に知的生命体はいるか?

人類は地球を飛び出して宇宙へ広がっていけるか?

 

知的生命体はいて欲しいし、広く宇宙に人類が飛び出せたら素晴らしいでしょうね。

それを自分で見られたら、本当に楽しい気がします。

宇宙人の絵を各自に書いてもらっているのですけど、なかなか絵心のない人もいて、これもかなり楽しめました。

『ザ・煩悩』笑い飯哲夫

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お笑いコンビである笑い飯の哲夫氏による、人生相談です。

正確には煩悩を募集してそれに応募したものへの回答なので、煩悩相談、というべきでしょうか。

さて、ただの相談と回答ではありません。

その特色は、めちゃくちゃ笑える、ではなくて、仏教で答える、です。

氏はただのお笑い芸人ではなく、仏教にとても詳しい人なのですよね。

だから、煩悩を募集していたようです。

相談としても楽しめて、仏教のことも知れて、お笑いもある。

色々な要素が楽しめる一冊です。

『数の悪魔』

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数、算数や数学に関する悪魔が、ある日少年の夢の中に現れます。

元々は、算数の授業を楽しく感じられない少年ですが。

最初は数を簡単にするところから始まります。

全ての数は1で表せる、というのです。

1=1

2=1+1

3=1+1+1

という具合です。

どれだけ大きい数でも、1に分解できるという訳です。

実は分数も同じです。

二分の一 = 1+1分の1

三分の一 = 1+1+1分の1

 

こうしてみると、どれだけ大きかったり小さかったりする数も、1から成り立ってらことがわかります。

 

0の素晴らしさ。

乗数や素数の不思議さ。

 

数はもともと人間が利便性のために作ったものです。

だから分かりやすいはず、なのですよね。

 

こんな悪魔なら、ぜひ会ってみたいものです。

『結婚しなくていいですか。』益田ミリ

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アラフォーのすーちゃん。

カフェの店長をしています。

普通に静かに毎日が過ぎていき、老後のことを考えたりします。

老人ホームに入るお金を貯められるか?

その答えは、ムリ。

何とも不安になるお話ですが、そこに悲壮感は無く。

淡々とした穏やかな雰囲気の中で、物語は進んで行きます。

何とかなる、のかな?

何となく幸せ、なのかな?

不思議に穏やかになる、そんなお話です。

『SNOOPYのもっと気楽に』

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SNOOPYはビーグル犬です。

喋れないけど、タイプライターで小説を書くことは出来ます。

ハックルベリーの物語も知っています。

でも、飼い主であるチャーリー・ブラウンの名前は知りません。

 

日本語と英語が併記されているので、英語の勉強に良いかと思って、購入しました。

日本語部分を読んでとても楽しめました。

さて、次は英語部分です。

頑張ろう!

『タメダンナ図鑑』井上ミノル

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奥さま方からすると、ダンナさんにたいして、(ダメだなぁ)と思うことは、きっとあるはずです。

それぞれを、シーン別、パターン別、さらには具体例をひいて、次々と紹介しています。

いやぁ、ダメなダンナがたくさんあるもんだなぁ、なんて思っていたら。

『それはアナタのことです』

というような記載が出てきて、ハッとしました。

 

それは、そうですよね!

 

『宇宙兄弟』

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2030年

にも、まだなっていない近未来。

それがこのマンガの舞台です。

主人公は、小さい頃から宇宙に憧れを持っていた兄弟です。

弟は月に行ってヒーローに。

兄は普通のサラリーマン、でしたが上司に頭突きをして退職します。

それから就職活動をしているところに、丁度NASAで宇宙飛行士の募集がかかります。

 

ワクワクします。

心配だけど、安心して見ていられる。

主人公も身近なようで、かつすごい人のようで、丁度よい距離感で見られます。

次の募集に、自分も応募して見たくなりました。