愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

雑読書:図解刑務所の中

刑務所内での生活を図解やマンガを入れつつ紹介する本を読みました。

予定では一生入らないところなので、興味本位で手に取った次第です。

態度の良い囚人は模範囚として早く出られたり、反対にケンカをしたら懲罰といって一ヵ月ほど誰とも会えず話せず狭い独居房に入れられたりと、面白い知識がたくさんつきます。

死刑囚は収監されている間自体は刑罰ではなく、懲役囚は収監自体が刑罰なのでタイムスケジュールや扱いが異なるなどは、妙に納得しました。

タバコが吸いたいけど無いので畳をたばこのようにして吸う人がいたり。

カレーに入っている肉が少ない事でケンカになったり。

排泄をするのに刑務官の許可が必要で「用便願います」とお願いする必要があったり。

非日常で何から何まで面白く感じました。

 

小4の娘が横からこの本を覗き見ました。

丁度図解で刑務所の一日を紹介するページでした。

雑居房から整列して工場まで行進(イチ、ニの掛け声で行進する囚人たち)

②工場で作業(それぞれ個別の机と椅子があり、そこで作業する囚人たち)

③昼食(食堂の広いテーブルにつき食事)

④工場で作業

⑤工場から雑居房まで行進

 

これを見た娘の一言。

「刑務所の生活って、小学校みたいだね」